小布施のアートスポット
2023-02-22 12:00:02
小布施町の北斎館に新たなアート拠点「ガラリ Showcase」が登場
2023年4月1日、長野県小布施町の北斎館に新たに現代アートの発信拠点「ガラリ Showcase」がオープンしました。今回の開設は、江戸時代の著名な画家・葛飾北斎がこの地に残した足跡を踏まえ、現代のアーティストたちの作品を広めることを目的としています。
ガラリ Showcaseの理念
この新たなスペースは、「小布施×現代の匠」と「北斎×現代の匠」の2つのテーマで展開されます。特に、江戸時代の北斎と現代の匠たちのコラボレーションが直面する新しい試みであるため、訪れる人々に驚きと感動を提供することを目指しています。
小布施×現代の匠
「小布施×現代の匠」では、地元のアーティスト5組の作品が展示・販売されます。各アーティストは独自のスタイルと技術を持ち、木材やガラス、布など多様な素材を使った作品を通じて、地域の美と文化を表現しています。
具体的には、Art&Craftよしのやが提供する家具は伝統的な素材を生かし、自然に溶け込むデザインです。また、跡部由美子の作品は自然の草花をテーマにしており、生命力あふれる表現が魅力です。家具工房 蒼は、モダンなアプローチを取り入れた革新性ある家具を展開し、掛軸工房 OBUSEでは見事な表装技術が光ります。最後に、GLASS STUDIO Liccoの作品は、透明感あふれる美しい色合いが特徴で、作り手の情熱が感じられます。
北斎×現代の匠
一方で「北斎×現代の匠」では、北斎の歴史的な作品を現代にアレンジした数々の作品が並びます。いくつかのアプローチとして、京友禅染屋が手掛けたファッション作品や、江戸時代の技を受け継ぐアダチ版画の伝統木版画などが紹介されます。また、天然石アクセサリーブランド「5-edge」による北斎をテーマにしたアクセサリーも要注目です。これにより、古典と現代が交わる新たなアート体験を提供します。
ガラリ Caféの魅力
1階には「ガラリ Café」も併設されており、小布施町の地産の食材を使用したさまざまなメニューが楽しめます。特に、地元のジャージー牛乳を使ったソフトクリームや、手のひらサイズのタルトレットが人気で、観光客や地元の人々にとっても訪れやすいスポットとなっています。前述の通り、地元の農産物を大切にした料理は、多くの人々に愛されるでしょう。
まとめ
「ガラリ Showcase」と「ガラリ Café」は、毎年約100万人を見込む小布施町の訪問者にとって、新たなアートの発見とその楽しみを提供する重要な場所となることでしょう。アートと食が融合するこの空間で、多くの人々が互いに触発され、新たな創造性を感じることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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ショクバイ株式会社
- 住所
- 兵庫県神戸市灘区上野通3-11-1
- 電話番号
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050-5326-9205