埼玉県戸田市、市制施行60周年に寄せる思い
埼玉県戸田市は、令和8年10月1日に迎える市制施行60周年を前に、新たなロゴマークとキャッチフレーズを発表しました。今回の取り組みは、地域の魅力を伝えることを目的としており、記念事業の広報活動にも活用される予定です。
数々の応募の中から選ばれた作品
今回の募集にはなんと772点の応募がありました。その内訳は、182点がロゴマーク、590点がキャッチフレーズでした。審査を経て、最終的に選ばれたのはそれぞれ1つずつ。選考のための基準には、創造性や戸田市のイメージに合致しているかどうかが考慮されました。
ロゴマークの紹介
ロゴマークは、地元在住の佐藤千尋さんの作品です。このデザインは、頬を寄せ合い、互いに見つめ合い、支え合う人々の姿をイメージしています。「みんなが住み良い街戸田」というテーマのもと、地域住民の温かさを感じさせる表現が求められました。佐藤さん自身、戸田に住むことで感じた人々の絆や、環境の優しさをデザインに込めたと言います。
キャッチフレーズの魅力
一方、キャッチフレーズは大阪府吹田市在住の木村真由美さんが考案しました。「ずっとだいすき、戸田が好き。」というフレーズには、「とだ」の文字が含まれており、戸田市への愛着を感じさせるものであると同時に、地域が人々に愛され続けることを願ったメッセージが込められています。
記念式典での表彰
選ばれた作品については、令和8年10月3日に開催予定の「戸田市市制施行60周年記念式典」にて、考案者への表彰が行われる予定です。この式典は市民にとって重要なイベントとなり、地域の結束を深める機会にもなります。
様々な考えが集まった応募数
累計で772点に届いた応募数は、戸田市の魅力ある地域であることを示すものです。ロゴマーク182点、キャッチフレーズ590点と、多くの市民がこの機会に自分の思いを表現する場となりました。特に昨今、地域への関心が高まる中で、こうしたイベントは市民の絆を強め、さらなる交流の促進にもつながるでしょう。
未来に向けて
この新たなロゴマークとキャッチフレーズを基に、戸田市は今後も市制施行60周年を祝う記念事業を展開していく予定です。このプロジェクトは、戸田市のブランド力を高め、未来の世代へ愛され続ける街を目指す大きな一歩となることでしょう。市民一人一人がこの運動を支え、より強い地域社会を築いていく姿が今後期待されます。