がん治療研究を応援する「deleteC大作戦」
認定NPO法人deleteC(デリート・シー)は、がんを治せる病気にすることを目指して毎年実施している取り組み「deleteC大作戦」を、2024年9月1日から30日まで全国で展開しました。今年は新たに「投稿」、「買い物」、「歩く」、「学び」の4つのカジュアルソーシャルアクション(CSA)が柱となり、多くの人々が参加しています。
130万人が参加した成果
この活動は、特にSNSを通じた投稿アクションの盛り上がりが目立ち、期間中にわずか2週間で40万件以上のリアクションを記録しました。累計4,000人以上のユーザーが自発的に参加し、自身の投稿を通じてがん治療研究への応援の意義を広めています。
新たに加わった参加企業には、ポテトチップスで有名な「湖池屋」や、関西中心のスーパー「平和堂」などがあります。これにより、サポートの輪が広がります。
購入や歩数での応援
買い物アクションでは、サミットでの寄付対象商品が90万点以上も購入され、日常の買い物がそのまま応援に繋がっています。また、「歩くアクション」では、既に614人が参加し、合計で44,902,337歩という成果をあげています。この取り組みは10月31日まで延長される予定です。参加者からは「気軽にできる応援方法で、自分も続けてやりたい」との声も寄せられています。
学びを深める機会
「学びアクション」には、東京、大阪、滋賀、名古屋でのよさこい星祭りなどイベントが含まれ、様々な世代が一堂に会しました。この場では、受賞者が自身の研究進捗を報告し、参加者は医療者や専門家の話から一層の理解を深める機会となったようです。参加者からは「医療者の話を身近に聞く貴重な機会だった」といった感想が寄せられました。
未来への展望
deleteCは、この活動を通じて日本全国にがん治療研究の重要性を浸透させることを目指しています。2025年2月9日には、活動の成果を発表する授賞式「deleteC 2025 -HOPE-」が予定されており、集まった寄付の行先が発表されます。多くの人々が手軽な方法で参加できるこの活動は、今後もさらなる広がりを見せていくことでしょう。
「deleteC大作戦」を通じて、がん治療研究が進み、さらには誰もが日常生活の中で気軽に参加できる環境づくりを進めていきましょう。少しずつの活動が、がんを治せる未来へとつながることを信じています。