FCMトラベル東京進出
2022-06-02 18:58:02
FCMトラベルが東京オフィスを新設しアジア市場での成長を加速
FCMトラベルが東京にオフィスを開設
FCMトラベルは、新たに東京オフィスを設立し、アジア地域全体の業務能力を高める方針を発表しました。この決定は、同社のアジア担当マネージングディレクターであるバートラン・サイエ氏によると、顧客からの多様なニーズの増加や、日本でのビジネス展開の大きなチャンスを受けてのものです。
「日本市場はビジネストラベルにおいて非常に魅力的であり、多くの顧客が当社のサポートを求めています。」と彼は述べています。既存の顧客からの需要が高まる中、アジア全体でも新たな見込み客がFCMのサービスに関心を示しています。日本に足場を固めることで、国内の才能を取り込み、成長ポテンシャルを最大限に活かすとのことです。
さらに、最近の出張増加傾向について触れながら、出張者が直面する新たな課題や優先順位についても言及しました。「アジア各国が少しずつ渡航者を受け入れ始め、企業は失われた時間を取り戻そうとしているため、出張の需要が高まっています。」
この東京オフィス開設は、まさにタイミングが良いものであるとサイエ氏は強調しました。顧客のニーズに焦点を当て、どのようにしてより優れた出張体験を提供できるのかを模索していくとのことです。
FCMトラベルジャパンが新たに展開するサービスでは、同社独自の柔軟性や、グローバルなFCMプラットフォームをフル活用した一貫したユーザーエクスペリエンスが重要なポイントとなります。これは、日本市場において結構な意味を持ち、特に出張者のニーズに対応しつつ、出張管理者にとってもより一貫したプログラムを提供できることを意味します。
この新オフィスを率いるゼネラル・マネージャーの白石憲一氏は、「私たちは国内市場へのアプローチを強化し、さらにグローバル企業へのビジネスチャンスを広げる二方向からの戦略を展開しています」と語りました。彼は、多くの企業が再び対面での交流を始めたことで、ビジネスの成長が期待できる一方で、コスト削減を意識する状況を挙げ、リスク管理が今まで以上に重視されていると指摘しています。
FCMトラベルジャパンが行った調査によれば、日本は世界第4位のビジネストラベル市場を有しているものの、TMC(トラベルマネジメントカンパニー)を活用している企業はわずか11.7%に過ぎず、出張管理は主に社内で行われている状況です。814人の出張管理者を対象にした調査では、73.5%が出張手配のデジタル化が必要だと回答しました。また、リスク管理の重要性も際立っており、適切な資格を持った代理店を通じて手配を行うことが強調されています。
調査結果から明らかになった出張手配において企業が重視するポイントとしては、日本特有のディテールへの配慮や、迅速な問題解決、柔軟なプラットフォームなどが挙げられます。また、利用者がモバイルデバイスで同じ機能を使えるオムニチャネル機能や、緊急時には正確な情報へのリアルタイムアクセスが求められています。
「日本特有の慣習や文化差も考慮しながら、東京本社のカスタマーサクセスチームを通じて、日本語でのサポートを行っていく予定です。」と白石氏は締めくくりました。
FCMについて
FCMは、世界100カ国以上で24時間365日体制でサービスを提供する、世界有数のトラベルマネジメントカンパニーです。多くの名だたる企業から信頼を受け、顧客のニーズに応じた柔軟なトラベルテクノロジープラットフォームを提供しています。日本市場でのさらなる発展に向けた新たな挑戦が始まったともいえるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社FCMトラベルスタンダードフォアジャパン
- 住所
- 東京都品川区北品川6-7-29ガーデンシティ品川御殿山3F
- 電話番号
-
03-4572-0531