茨城県境町のアートイベント「粛粲寶の“こだわり”展」
茨城県境町にあるS-Gallery粛粲寶美術館で、2026年5月20日から8月11日まで、境町アートプロジェクトの一環として「粛粲寶の“こだわり”展」が開催されます。この展覧会は、「孤高の画家」と称される粛粲寶(しゅくさんぽう)の独自の世界観を深く知る絶好のチャンスです。
粛粲寶は新潟出身の画家で、独特な文人画調のスタイルが特徴です。特に彼が晩年を過ごした境町は、彼のアートと人生にとって特別な場所となっています。本展では、弟子でもある胡牀庵青空子(こしょうあんせいくうし)が所蔵する約30点の作品を展示。さらに、粛粲寶が実際に使用した画材や道具も含め、彼の「内側の線」という言葉の謎に迫ります。このテーマは、絵画における深層的な美しさや感情を引き出すものとして注目されています。
開催の概要
- - 展覧会名: 粛粲寶の“こだわり”展
- - 会期: 2026年5月20日(水)~8月11日(火・祝)
- - 会場: S-Gallery粛粲寶美術館
〒306-0621 茨城県猿島郡境町坂花町1455-1
- - 開館時間: 10:00~12:00(入館11:30まで)、13:15~17:00(入館16:30まで)
- - 休館日: 毎週月・火曜日、7月22日(水)
※7月20日(月・祝)は特別に開館します
18歳未満、65歳以上は無料(年齢確認ができるものを提示)
各種障がい者手帳を持つ方とその付き添い1名は無料
- - 主催/企画: 境町 / 境町アートプロジェクト
特別ワークショップ
さらに、本展では5月から7月にかけて、消しゴムハンコづくりのワークショップも開催されます。講師は胡牀庵青空子美術館館長が担当。
- - 日時: 6月27日(土)13:30~15:00
- - 定員: 15名(事前予約制)
- - 参加料: 無料
- - 場所: S-Lab研修室
粛粲寶のプロフィール
粛粲寶は1902年に新潟市に生まれ、本名は水島太一郎です。彼は1918年に上京し、その後美術の道を志します。1922年には黒田清輝と出会い、以降彼のスタイルが確立されていきます。そして、1937年からは画壇を離れ、主に個展での活動に力を入れました。1954年に名義を粛粲寶に制定、その後国際的な個展も開催し、1989年には境町に転居。1994年に91歳で亡くなるまで、彼のアートは多くの人々に影響を与えました。
「粛粲寶の“こだわり”展」は、アートの深淵を感じる場として、また世代を超えて楽しめるワークショップを通じて、誰もが参加できるアートの体験を提供します。この貴重な機会に、ぜひ多くの方に訪れていただきたいです。