Anewsの導入
2017-07-14 06:00:01
経済産業省のAIニュースクリッピングサービス「Anews」が正式導入
近年、企業や組織の情報収集の効率化が求められる中、経済産業省がAI型ニュースクリッピングサービス「Anews」を導入しました。このサービスはすでに200社以上で活用されており、最先端のディープラーニング技術を駆使して、国内外の1万以上のメディアから配信される最新ニュースを迅速に収集し、各組織に適した情報を届けるものです。
Anewsの特長
1. 効率的なニュース収集: Anewsは、国内外のメディアから日々約10万件のニュースを集めており、特に組織が関心を持つトピックに関する情報をピンポイントで抽出します。これにより、情報収集にかかる時間を大幅に短縮し、業務の生産性向上に貢献します。
2. 海外情報の扱い: 従来のクリッピングサービスは国内メディアに重点が置かれることが多いですが、Anewsは英語のニュースにも対応しています。これにより、海外情勢の変化に迅速に対応し、複雑な情報を効率的に取り入れることが可能です。
3. 部門ごとの情報分析: 組織単位での導入により、各部門が関心を持つニュースを的確に理解し配信するだけでなく、部署内でのコミュニケーションを活性化することも期待されています。コメント機能を使用することで、情報の深掘りや相互理解を促進します。
4. 高度な検索効率: 必要な情報に迅速にアクセスできるよう、分かりやすい検索機能や関連情報を提示する体制が整っています。組織内での情報共有プラットフォームとしても機能し、過去のデータとの関連を明確にすることで引き継ぎ業務の効率化を図ります。
5. コスト削減の実現: AI技術を活用した自動要約機能のおかげで、重要な情報が簡潔に提示され、必要なニュースにかける時間を減少させます。また、自動翻訳機能により、国外の情報を迅速かつ正確に取得することもできます。
期待される影響
この取り組みにより、経済産業省内で従来行われていた手動の情報収集業務がAIによって合理化されることが期待されます。これにより、省内のパフォーマンスが向上し、職員が余剰時間を新たな価値の創出に割り当てられるようになるでしょう。
担当者は、「第4次産業革命に取り組む中で、ITの積極活用を通じて新たな価値を生み出したい」と述べています。特にAIを活用した情報収集が、経済政策の基盤を支える重要な要素となっています。
背景
日本政府は2016年に閣議決定した「日本再興戦略 2016」で、AIやIoTを含む先端技術に基づいた生産性向上を奨励しています。この戦略の実現に向けた取り組みの一環として、経済産業省はAI関連のベンチャー企業との協力も強化しており、今後の成長産業の柱とすることを目指しています。
最後に、Anewsを提供するストックマーク株式会社は、東京大学の研究を基にした東大発のベンチャーであり、最先端の技術を駆使したサービスを展開しています。関心のある方は、公式ウェブサイトや問い合わせ窓口を通じて情報を得ることができます。興味のある方はぜひトライアルの利用を検討してみてください。
会社情報
- 会社名
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ストックマーク株式会社
- 住所
- 東京都港区南青山 1 丁目12-3LIFORK MINAMI AOYAMA S209
- 電話番号
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