海ノ民話アニメの快挙
2025-09-01 16:19:53

「海ノ民話アニメーション」が京都アニものづくりアワードにノミネート!

「海ノ民話アニメーション」が「京都アニものづくりアワード2025」にノミネート



一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団の共同プロジェクト「海ノ民話のまちプロジェクト」で制作された二つのアニメが、京都アニものづくりアワード2025の地方創生部門にノミネートされました。これらのアニメは、北海道函館市の「ムイとアワビの合戦」と山梨県甲府市の「弦間八兵衛と鮫」です。両作品は、日本の無形文化財である民話をアニメーション形式で次世代に残すことを目的にしており、文化的価値を持つと同時に地域活性化にも寄与しています。

アニメーションの作品概要



ムイとアワビの合戦


この作品は、海の底に住む二つの貝、ムイとアワビの争いを描いた物語です。仲が悪い二者はついに大合戦を繰り広げ、怒った神様によってそれぞれ西と東に住まわされてしまいます。この民話は、函館市の教育プログラム「海洋に関するSTEAM教育」にも取り入れられており、地元の小学校で修学旅行の際に特別授業が行われるなど、地域の教育環境を向上させる活動が進められています。

さらに、はこだて国際科学祭では民話を題材に座談会が開かれ、海の恵みについて考える機会が提供されました。

弦間八兵衛と鮫


甲府市の作品では、弓の名人である弦間八兵衛が登場します。ある日、彼は海で大きな鮫と遭遇し、弓で撃退しましたが、その後浜辺に打ち上げられた鮫の白骨を見ることで、命の大切さに気づきます。この物語は、地域の歴史や文化に根ざしたもので、上映会ではトークショーが開催され、江戸時代の弦間八兵衛の実像や武家の生活、そして海なし県である山梨と海のつながりについて語られました。

今後、このアニメは甲府市の小学校でも地域学習の教材として使われ、親しみやすい形で地域の文化が受け継がれていくことが期待されています。

地域への影響と展望


「海ノ民話のまちプロジェクト」では、無形文化財としての価値を持つ海の民話をアニメーションという形で残すことに取り組んでおり、地域の文化を大切にする意義を後世に伝えています。また、両作品は単なるアニメーションにとどまらず、地域の教育や啓発活動、プロモーションに活用され、地域住民が誇りをもって地域の文化を理解する手助けとなっています。

結論


分かりやすく楽しい形で地域の民話をアニメーションとして新たに仕立てあげるこの取り組みは、地域文化の継承と地域活性化に寄与し、日本全体の海とのつながりを見つめ直す重要なテーマとなるでしょう。2025年の授賞式が待ち遠しいですね!

公式サイトや関連情報をぜひチェックしてください。



画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
ソーシャルアクションネットワーク
住所
東京都港区赤坂
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 北海道 函館市 古民家 海ノ民話 京都アニ

Wiki3: 北海道 函館市 古民家 海ノ民話 京都アニ

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。