マルイファミリー海老名がサステナブルなリニューアル
神奈川県のマルイファミリー海老名が地域の間伐材を利用し、大規模なエントランスのリニューアルを行いました。この取り組みは、サステナブルな店づくりを目指すもので、県産木材の使用により環境負荷を軽減することを目的としています。
地元の森林資源を取り入れる
新しく生まれ変わった2階の駅側エントランスには、丹沢山地の檜や杉を使った柱が設置されました。これらの木は、地域の企業や団体との協力のもとに選ばれたもので、間伐材を利用することで森林資源の循環にも寄与しています。これにより、地域密着型の取り組みとして地元の森林を守り育てる活動につながっているのです。
木材は育成に時間がかかるため、間伐や枝打ちといった手入れが重要になります。その結果、商品化に適した品質を持つ木材が育成されるのです。間伐材の利用は、森林資源の有効活用にもなり、地域の豊富な生態系を守る一助にもなります。
CO2固定化につながる意義
このリニューアルによって、推定約0.7トンのCO2固定化が実現します。これは、植物が光合成を通じてCO2を吸収し、炭素として蓄えることによるものです。これにより、大気中のCO2を減少させる努力が強化されます。
マルイファミリー海老名は、「かながわの木」を使ったエコ認証へも申請予定であり、県内の木材の利用促進を図る一環として位置付けています。これにより、脱炭素社会づくりへの関心が高まることも期待されています。
暖かみのある空間への変革
リニューアル後のエントランスは、木のぬくもりを感じられる空間が広がっており、多くの人々に愛着を持ってもらえるよう工夫されています。訪れる人々には、自然の暖かさを身近で体感してもらい、心地よい環境を提供します。
まとめ
マルイファミリー海老名の取り組みは、地域の皆さんとの共創で実現されており、神奈川県産木材の良さを生かす形でサステナブルな未来へとつなげています。エントランスのリニューアルに際して、地域の木材を使うだけでなく、環境を守ることへの意識を高める取り組みとしても重要な意味があります。
日常の買い物や訪問がより豊かな体験になることを期待しつつ、開放的で自然に包まれた空間として多くの来客を迎えてくれることでしょう。
店舗情報
- - 店舗名: マルイファミリー海老名
- - 営業時間: 10:30~20:00 (1階食品フロアは10:00~20:00)