まん福HDが承継
2024-07-24 15:29:18

まん福ホールディングスが静岡の水産加工業を継承、地域活性化へ

まん福ホールディングス、植草水産の事業を承継



2024年7月24日、まん福ホールディングス株式会社(以下、まん福HD)は、静岡県焼津市に本社を持つ有限会社植草水産の事業を受け継ぐことを発表した。これにより、まん福HDグループは11社目の事業承継を迎え、水産加工業界でのプレゼンスを強化することとなる。

植草水産の歴史と特長



植草水産は、創業31年の歴史を持ち、静岡県焼津市で水産加工・卸業を行ってきた。特に人気のある商品として、丁寧に手作業で加工された味噌漬けが挙げられる。主な取り扱い商品にはカジキマグロ、銀鱈、鮭があり、特にカジキマグロの専門加工に定評がある。植草水産の製品は、毎日市場に出荷されており、高品質な水産物を提供している。

シナジー効果の期待



まん福HDの子会社である山佐食品は、既に昨年に水産業者のかねか水産を承継しており、今後はこれらの企業を活用した「魚共和国」の形成が期待されている。新たに植草水産を受け継ぐことにより、同社の持つ工場設備の共同利用やカジキマグロの仕入れ強化といったシナジー効果が見込まれる。これにより、品質の向上や収益性の向上、さらには地域全体の水産業の活性化へとつながることが期待される。

植草水産新社長の抱負



植草水産の新社長、九嶋広一氏は、「我々が山佐食品を引き継いでから約3年が経ち、地元焼津の企業を承継しグループ化できたことは長年の悲願だった」と述べている。そして、植草水産が30年に渡って培ってきた技術と味を守っていく決意を表明した。

まん福HDのビジョン



まん福HDの代表取締役社長、加藤智治氏もコメントを寄せている。「植草水産を受け継ぐことができ大変嬉しく思う。この魚共和国は、質的成長のモデルケースとなり、地域の活性化にもつながる。」と、今後のビジョンを語っている。グループ全体のシナジーを創出し、地域貢献を果たしていくことが求められている。

植草水産の概要



  • - 会社名: 有限会社植草水産
  • - 住所: 静岡県焼津市三和1401-1
  • - 代表取締役社長: 九嶋広一
  • - 事業内容: 水産加工・販売業務
  • - HP: 植草水産公式サイト

まん福ホールディングスの概要



  • - 会社名: まん福ホールディングス株式会社
  • - 住所: 東京都渋谷区恵比寿西1-15-10 第6横芝ビル7階
  • - 代表取締役社長: 加藤智治
  • - 事業内容: 食に特化した事業承継プラットフォーム
  • - HP: まん福HD公式サイト

この事業承継により、まん福HDは水産業界のさらなる発展を目指し、地域全体の活性化に貢献していくことが期待されている。


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会社情報

会社名
まん福ホールディングス株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿西1-15-10第6横芝ビル7階
電話番号
03-6433-7530

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