生成AIを活用した授業改革の新しい扉を開くガイドブックが出版
2025年9月26日、一般社団法人教育AI活用協会が新刊『生成AIとデザインする!情報活用型プロジェクト学習ガイドブック3.0』を刊行しました。この書籍は、生成AIを教育現場でどう活用するかに焦点を当て、プロジェクト型学習(PBL)を推進するための実践事例を豊富に掲載しています。特に、小学校から高等学校、特別支援学校に至る14の実践例は、各学校でのリアルな取り組みを示しており、多くの教育関係者にとって貴重な参考資料となることでしょう。
授業の質を高めるためのガイドブック
このガイドブックの内容は、将来の教育に必要なスキルを生徒たちに適切に教授するために設計されています。そのため、生成AIの特性を活かした授業デザインや、具体的な指導案の作成方法、さらにはルーブリックの作成などが具体的に紹介されています。これにより、教育者たちは実際の授業で生成AIを生かすための具体的な手法を学び、実践に移すことができます。
オンラインセミナーでの情報共有
さらに、刊行を記念して、2025年10月12日(日)にはオンライン出版記念イベントを開催します。このセミナーは無料で参加可能で、事前申し込みが必要です。セミナーでは、「探究の質を高める授業づくり×生成AI」をテーマに、著者と教育実践者が最新の事例を基にしたトークを展開します。
プログラム内容
1.
オープニング & 著者トークセッション
著者たちが本書の狙いや生成AIの活用法について語ります。著者には、東北学院大学の教授や、未来教育デザインの代表、教育AI活用協会の代表理事などが名を連ねています。
2.
実践者ゲストトーク
日本体育大学柏高等学校や茨城県の小学校の教員たちが実践事例を共有し、著者との対話形式で具体的な取り組みについて深堀りします。
3.
Q&Aセッション
参加者からの質問に答える対話形式のセッションで、リアルな声を反映させた学びを促進します。
このような構成で行われるオンラインセミナーに参加すれば、生成AIを駆使した授業デザインについての新たな知見を得られることでしょう。
書籍による具体的な学び
このガイドブックには、実践事例が豊富に含まれており、教育者が自己の授業に即活用できる情報が満載です。特に特典として付いている3つのAIアプリは、授業づくりを効率的にサポートし、学生とのインタラクションを豊かにするためのツールとしても期待されます。
今後の教育がどう進化するか、生成AIはその重要な鍵を握っています。この書籍とセミナーを通じて、多くの教育者がAIを効果的に活用し、授業の質を向上させる第一歩を踏み出せることを期待しています。新たな知識を得て、未来に向かって進むための一助となるでしょう。
書籍情報と購入方法
この書籍の詳細は以下の通りです。
- - タイトル: 生成AIとデザインする!情報活用型プロジェクト学習ガイドブック3.0
- - 編著者: 稲垣忠、平井聡一郎、佐藤雄太
- - 仕様: A5判、152ページ
- - 価格: 2,046円(税込)
- - 出版社: 明治図書出版
- - ISBN: 978-4-18-363628-7
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教育AI活用協会について
一般社団法人教育AI活用協会は、教育の質向上とAI活用の促進を目的とした団体です。これまでにも数多くのセミナーやイベントを通じて、教育現場でのAI実践を広げています。教育の未来をともに切り拓く活動に、ぜひご注目ください。