竹のアートと灯り
2023-09-04 10:00:02
大分で竹の魅力を堪能するイベント「OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2023」
大分で特別な竹のアート体験
大分県立美術館で開催される「OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2023 『竹会 (たけえ)』」は、竹の魅力を多角的に体験できる展示イベントです。本イベントでは、竹を「見る」「知る」「考える」「作る」「遊ぶ」「聴く」「語る」「味わう」「触れる」をテーマにした19日間が用意されています。
プロジェクトの概要
この展覧会は、10月17日から11月4日までの日程で、公開制作と夜のライトアップを楽しむことができます。展示の中心には、竹工芸家による実演があり、訪れるたびに変化する作品を楽しめるのも魅力です。特に夜間には、竹を使った作品が幻想的にライトアップされ、その美しさに圧倒されることでしょう。アーティストによる音楽ライブや、竹に関連するさまざまなイベントも用意されています。
多彩なイベント
この期間中には、特別イベントも開催され、参加はすべて無料です。ただし、いくつかのイベントには事前申し込みが必要です。最初に行われるのは、10月27日に予定されている点灯式で、別府市で伝統的に行われている「大四海波献籃製作」の実演も行われます。このイベントでは、大分県産の竹笛の音色が会場を彩ります。
次に11月3日には、「竹と中世の響き」という音楽ライブが開催され、古楽器研究所による演奏が楽しめます。また、竹工芸のワークショップも用意されており、参加者は自分だけの竹作品を作って展示することができます。最後の締めくくりとして、11月4日には特別なクロージングイベントがあり、竹製のパンフルートの演奏やカフェでの特別メニューが楽しめます。
アーティストたち
このプロジェクトを支えるアーティストたちも特筆すべきです。竹藝家のこじまちから氏は、竹の伝統技術を生かしつつ、竹にとらわれない作品作りを行っています。彼の手掛ける竹の作品がどのように生まれ変わるか、ぜひ現場で体験してください。
三原啓資氏は、竹細工職人として、竹を生活道具として使いやすい形に仕上げる実演を行います。彼の取り組む竹かごづくりは、実用性だけでなく、伝統技術を大切にしています。
音楽面では、アマンの竹笛やカテリーナ古楽器研究所のアンサンブルが登場し、竹の持つ音楽性を引き出します。このように、多彩なイベントとアーティストとのコラボレーションにより、竹の新たな魅力が引き出されています。
結びに
「OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2023」は、竹という素材を通じて、地域の文化や技術を再評価する貴重な機会です。ぜひ、大分県立美術館での特別な体験をお楽しみください。すべてのイベントが無料で参加できるため、家族連れや友人とのお出かけにも最適です。この機会に、竹のアートと灯りの饗宴を体験し、竹の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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NPO法人BEPPU PROJECT
- 住所
- 大分県別府市野口元町2-35菅建材ビル2階
- 電話番号
-
0977-22-3560