メルカールト氏オルガン演奏会
2024-06-28 13:01:11

横浜みなとみらいホールで奏でるノートルダムの響き!ジャン=フィリップ・メルカールト氏オルガン・リサイタル

横浜みなとみらいホールで響く、ノートルダムの息吹 - ジャン=フィリップ・メルカールト オルガン・リサイタル



2019年の火災から復興を遂げ、12月に一般公開を再開するパリのノートルダム大聖堂。その歴史と音楽を、横浜みなとみらいホールで体感できる特別なオルガン・リサイタルが開催されます。

今回の公演では、東京芸術劇場オルガニストのジャン=フィリップ・メルカールト氏が、ノートルダム大聖堂の歴代オルガニストたちの作品を演奏します。メルカールト氏は、パリ国立高等音楽院やベルギー王立音楽院で研鑽を積んだ実力派オルガニスト。ノートルダム大聖堂の正オルガニストであるオリヴィエ・ラトリー氏にも師事し、その音楽から強い影響を受けてきました。

本公演では、ラトリー氏の作品をはじめ、ピエール・コシュロー、ルイ・ヴィエルヌといった、ノートルダム大聖堂にゆかりのある作曲家の作品が演奏されます。メルカールト氏は、ノートルダム大聖堂の壮大で神聖な雰囲気を、横浜みなとみらいホールのパイプオルガン「ルーシー」で再現しようと意気込んでいます。

さらに、テノールの石川洋人氏やパーカッションの加藤恭子氏とのコラボレーションも予定されています。石川氏との共演では、ラトリー氏の《サルヴェ・レジーナ》を、聖歌隊を思わせるような壮大な響きで演奏。加藤氏との共演では、コシュローの《シャルル・ラケの主題によるボレロ》を、オルガンとパーカッションによるダイナミックなリズムで披露します。

メルカールト氏の繊細かつ力強い演奏、そしてコラボレーションによる多彩な音楽表現によって、ノートルダム大聖堂の感動的な雰囲気を、横浜みなとみらいホールで体感できる貴重な機会となります。

横浜みなとみらいホールのパイプオルガン「ルーシー」



横浜みなとみらいホールのパイプオルガン「ルーシー」は、アメリカ、C. B. フィスク社製の楽器です。その音色は明るく輝き、ラテン語で「光」を意味する“lux”に由来する「ルーシー」という愛称が付けられています。

ホンジュラス・マホガニー製のケースには、横浜を象徴するカモメの彫刻が施されており、横浜の街と一体感を生み出しています。現代のコンサートホールにおけるオルガンの理想を追求して設計されており、バッハ以前の時代から現代に至るまで、様々なオルガン曲を、それぞれの持ち味を生かして演奏することができます。

演奏会概要



名称: オルガン・リサイタル・シリーズ47 ジャン=フィリップ・メルカールト オルガン・リサイタル
副題: ノートルダム大聖堂 ―オルガン音楽の100年~12月の再開を記念して~
日時: 2024年10月27日(日) 14:00開演(13:20開場)
会場: 横浜みなとみらいホール 大ホール
出演: ジャン=フィリップ・メルカールト(オルガン)、石川洋人(テノール)、加藤恭子(パーカッション)
曲目:
オリヴィエ・ラトリー:サルヴェ・レジーナ  [共演:石川洋人]
マルセル・デュプレ:前奏曲とフーガ 変イ長調 Op.36 No.2
ピエール・コシュロー:シャルル・ラケの主題によるボレロ  [共演:加藤恭子]
ルイ・ヴィエルヌ:オルガン交響曲 第6番 Op.59(全5楽章)
料金: 全席指定 2,500円、学生・障がい者手帳をお持ちの方 1,000円 ※未就学児入場不可
チケット発売: 2024年6月29日(土)一般発売
申込: 横浜みなとみらいホールチケットセンター ☎045(682)2000 ※10:00-17:00(休館日・保守点検日除く)
主催: 横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)

この機会に、ノートルダム大聖堂の歴史と音楽に思いを馳せ、ジャン=フィリップ・メルカールト氏の素晴らしいオルガン演奏を体感してみてはいかがでしょうか。


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