小学生向けプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2024」応募者数1万人突破!
日本最大の小学生向けプログラミングコンテスト、「Tech Kids Grand Prix 2024」が、今年の応募者数として1万人を超える10,034件に達したことを発表しました。このコンテストは、子ども向けのプログラミング教育事業を運営する株式会社CA Tech Kidsと、テレビ朝日との共同開催によって実施されています。
コンテストの背景
「Tech Kids Grand Prix」は2018年度に初めて開始されて以来、毎年開催されています。今年のスローガンである『21世紀を創るのは、君たちだ。』には、未来の担い手である小学生たちに、プログラミングを通じて自身の夢を形にしてほしいという願いが込められています。第7回目を迎える今年の大会では、30社以上の企業や団体からの協賛を受け、より多くの子どもたちが参加できる環境を整えています。
応募者数の推移
応募は7月1日から9月30日の期間に受け付けられ、今年は過去最多の10,034件を記録しました。この数は、初開催の2018年度大会と比較して約10倍に達するもので、子どもたちのプログラミングへの関心が高まっていることを示しています。
大会スケジュールと審査プロセス
「Tech Kids Grand Prix 2024」では、2024年10月から2025年1月にかけて、全国6つのエリアでの予選審査が行われます。エリア予選の過程では、各エリアから選ばれた優れた作品が、2025年1月18日・19日にオンライン決勝で発表され、エリア代表選手が選抜されます。これに続くファイナルは、2025年3月2日に東京・渋谷ヒカリエで行われ、最優秀作品には賞金が授与されます。
大きな注目を集める決勝大会では、ビジョン、プロダクト、プレゼンテーションの3つの基準に基づいて審査が実施されます。これにより、子どもたちの創造性や表現力が評価され、総額100万円の賞金が授与されるチャンスがあります。
プログラミング教育の重要性
CA Tech Kidsは、プログラミング教育を通じて子どもたちの可能性を広げることを目指しています。直営のプログラミングスクール「Tech Kids School」を通じて、プログラミングの基礎技術から実践への道筋を提供し、毎年多くの受賞者を輩出しています。また地方自治体との連携も強化し、教育現場への支援を行うなど、全国各地でのプログラミング教育の推進にも努めています。
まとめ
「Tech Kids Grand Prix 2024」は、未来のプログラマーたちに向けた重要なプラットフォームです。子どもたちが自分のアイデアを形にし、プレゼンテーションを通じて社会に発信する機会は、単なるスキルの習得にとどまらず、将来への大きなステップともなるでしょう。このコンテストが、次世代の技術者やクリエイターを育む場となることを期待しています。