M2Mシステム「Surve-i」
2014-05-14 11:00:05
新たなM2Mセンサーネットワークシステム「Surve-i」が登場し、業界の未来を切り拓く
私たちの生活やビジネスにおいて、さまざまなデバイスが互いに通信し合うM2M(Machine to Machine)技術の需要は、日に日に高まっています。この流れを受けて、株式会社ゼネテックは新たなM2Mセンサーネットワーク監視システム「Surve-i」を開発しました。
Surve-iの特長
「Surve-i」は、手のひらサイズのLinux OSを搭載したM2Mゲートウェイとして機能します。このシステムは、他の同様の製品と比べて大幅なコスト削減を実現しています。また、M2Mの普及に伴い増加する通信エリアの分類や詳細化に柔軟に対応できるよう設計されています。さらに、ゲートウェイ自体に監視データを蓄積できるため、回線障害やセンターサーバー(クラウド)がダウンした際にもデータの消失を防ぐことが可能です。
アラート機能も洗練されており、各センサーやデバイスから得たデータに閾値を設定して、必要な情報だけをセンターへ送信します。これにより、無駄なデータの送信を抑えつつ、重要な情報を迅速に提供します。また、プラグイン方式を採用しているため、収集項目や機能の追加も容易です。自動リンク探索機能も搭載しており、今後のニーズに先駆けた先進的な機能を持っています。
ターゲット市場
「Surve-i」は、主に物流センターや工場内の生産ラインにおける各種センサーの統合制御に適しています。さらに、エネルギー管理(BEMS、MEMS、HEMSなど)や、スマートハウス、スマートファシリティなど、多岐にわたる利用シーンが想定されています。特にデータセンターにおけるラック単位の電力管理など、地域特有のニーズにも応えることができるでしょう。
プロモーション活動
ゼネテックは、10月下旬から「Surve-i」の製品出荷を開始する予定で、展示会への出展や市場ニーズの調査を行いつつ、製品の適応と強化を図っていく方針です。特に、2014年5月14日から16日まで東京ビッグサイトで開催される第17回組込みシステム開発技術展(ESEC)では、「Surve-i」が参考出品される予定です。この展示会では、組込みシステム開発に必要なハードウェアやソフトウェアが一堂に集まります。
企業情報
ゼネテックは1985年に設立された企業で、移動体通信や通信制御などの分野で高い技術力を持つことが特徴です。また、災害時の位置情報自動通知システム「ココダヨ」や、Web会議システムも展開しており、最新のICTを活用した社会への貢献を目指しています。
まとめ
新しい時代のM2Mネットワーク監視システム「Surve-i」は、未来の通信やデータ管理に対する問題に応えるための強力なツールです。低コストで使いやすく、高性能なこのシステムは、様々な業界とニーズに応えることができる細やかな設計が施されています。これからの展開に期待がかかります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ゼネテック
- 住所
- 東京都新宿区新宿2-19-1ビッグス新宿ビル5F
- 電話番号
-
03-3357-3044