第11回Fish-1グランプリ、戸倉SeaBoysが再び栄冠を獲得！

第11回Fish-1グランプリ、戸倉SeaBoysが連覇！

2025年11月30日、東京都千代田区の日比谷公園にて開催された「第11回Fish-1グランプリ」において、JFみやぎに所属する戸倉SeaBoysが連覇を果たしました。このコンテストは、日本の水産物にスポットライトを当てるイベントで、今回は多くの来場者と審査員の票により、彼らの「漁師が丸ごと包んだ！海の幸ごちそうタコス」が見事にグランプリに選ばれました。

戸倉SeaBoysは、宮城県南三陸町の4人の漁師によって結成されており、彼らが手がける「みやぎサーモン」や「みやぎの殻付きカキ」を使ったレシピは、この地域の深い海の恵みを活かしています。これにより、来場者から高い支持を集め、再びその名を轟かせました。

副賞には、業界での名誉がある各賞が並ぶ中、戸倉SeaBoysの後藤伸弥さんは「グランプリを獲得できてとても嬉しい」とコメント。宮城県が抱える水温の問題や漁業の難しさにも触れながら、地元の食材をより多くの人に伝える意欲を語りました。

各受賞作品の紹介

ここでは、他の受賞者の作品もご紹介します。

- 大日本水産会会長賞: ＪＦ兵庫漁連／女性連による「あなごの天ぷら巻き寿司明石だこのやわらか煮握り寿司」
- 全国水産卸協会会長賞: ＪＦ岡山漁連が手がける「岡山黒鯛サンド＆すじ青のりコロッケサンド」
- 全国漁業協同組合連合会会長賞: (株)門林水産の「かきのタレ焼き丼」
- 審査委員特別賞: 第45回全国豊かな海づくり大会大阪府実行委員会の「魚庭の海づくり丼」
- さかなの日特別賞: ＪＦ敦賀市の「ふぐ唐、タイ刺盛り高級ふぐラーメン」や日光水産(株)の「シーステーキ丼」

Fish-1グランプリの意義

「Fish-1グランプリ」は、ただの料理コンテストではありません。これは、日本の水産物を再評価し、消費者との架け橋を築く重要な機会です。2013年から毎年開催されており、漁師や水産業者が自信を持って推薦する「プライドフィッシュ」に焦点を当て、地域の食材の魅力を最大限に引き出す努力が続けられています。

今回のテーマは「魚の本当の美味しさや地元の魅力を再発見！」。来場者たちは、実際に料理を味わうことで新たな発見をし、視覚だけでなく味覚でも水産物の魅力を感じることができたでしょう。