ベネッセスタイルケアが設立した保育・子育て支援ラボの意義
株式会社ベネッセスタイルケアが、2024年4月に「一般社団法人 ベネッセ 保育・子育て支援ラボ」を設立しました。これは、同社が長年にわたって培ってきた保育事業と学童事業の知見を活かし、日本の保育の質向上を目指す新たなステップです。
背景と目的
設立にあたって、ベネッセスタイルケアは、30年にわたる保育事業の運営実績に基づいて、急速に変化する子育て環境に対応するための重要な役割を担うことに焦点を当てています。保育園や学童クラブが果たす役割は年々大きくなり、質の向上が求められる中、同社はこの重要なニーズに応えるべく、新たな法人を立ち上げました。
代表理事の佐久間貴子氏は、「子育てが楽しいと思える、こどもを中心に皆が幸せに暮らせる社会を実現するため、対話や学び合いができるオープンな場を提供したい」という願いを込めて、このプロジェクトをスタートさせました。
研修プログラムの実施
「保育・子育て支援ラボ」では、保育士向けのキャリアアップ研修を実施することが決定されました。今年度は「保健衛生・安全対策」と「食育・アレルギー対応」という2つの分野に焦点を当て、オンライン形式でのライブ講義や、eラーニングによる個人ワークが組み合わさったプログラムが提供されます。
この研修は、全国どこからでも参加できることが特徴で、最新の保育に関する知識と技術を学び合う機会を提供しています。特に、他の受講者とのネットワークを構築できる点が、多くの人々にとって魅力的です。
研修日程と参加情報
研修は2024年12月から実施され、詳細な日程は以下の通りです。受講者は各分野ごとに繰り返し参加可能で、すべての都道府県から申込みができるため、広く参加が呼びかけられています。
- 1日目:2024年12月6日(金)
- 2日目:2024年12月7日(土)
- 1日目:2024年12月14日(土)
- 2日目:2024年12月15日(日)
受講希望者は、定員120名のため、早めの申し込みが推奨されています。
未来への取り組み
今後は、保育士や保護者への更なる支援を目指し、新しいサービスを展開していくことが計画されています。保育支援ラボは、単に知識を提供するだけでなく、現場のニーズに応じた具体的な支援を行うことで、より良い保育環境の実現に寄与していく意向です。
結論
ベネッセスタイルケアの保育・子育て支援ラボは、日本における保育の革新と質向上に向けた重要な取り組みです。その活動を通じて、子どもたちの豊かな育ちを支える新たな仕組み作りが進められることを期待しています。興味のある方は、公式ホームページを訪れ、詳細な情報をチェックしてみてください。
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