両備グループ、アプリ「RYDE PASS」で芸術祭への交通利便性向上を目指す

両備グループ、公共交通を便利にする「RYDE PASS」導入

両備グループは、2025年10月1日から11月30日までの期間に、瀬戸内国際芸術祭2025の秋会期とひろしま国際建築祭を前に、モビリティサービスアプリ「RYDE PASS」を試験導入します。これにより、岡山県、香川県、広島県を運行する公共交通機関での乗車券を、アプリから簡単に購入できるようになります。これまでのように、窓口や券売機に並ぶ必要がなくなるため、移動がさらにスムーズになることが期待されています。

便利なデジタルチケットの試験運用

「RYDE PASS」では、公共交通機関の乗車券をオンラインで購入できるデジタルチケットの試験運用が行われます。対象となるのは、路面電車、バス、フェリーなど多様な交通手段であり、特に観光名所へのアクセスを向上させることを目指しています。販売が開始されたのは2025年9月29日からで、アプリを通じて各種乗車券が購入可能です。

快適な観光を実現

この試験運用では、以下のような乗車券が販売される予定です。

- 【小豆島】かもめバスキップ（路線バス＆フェリー片道セット券）: 大人1,500円
- 【小豆島】国際両備フェリー片道乗船券: 大人700円
- 【宇野港】玉野渋川特急バス片道乗車券: 大人700円
- 【直島】四国汽船フェリー片道乗船券: 大人300円

これらのチケットは、専用アプリから簡単に決済可能で、クレジットカードやApple Pay、Google Pay、PayPayもサポートしています。カジュアルに観光を楽しむなかで、時間を有効に使える仕組みが整えられています。購入後は、乗車時または降車時にアプリ内のチケット画面を提示するだけで、スマートに移動を楽しめます。