水素燃料電池マイクロバスが関空を走る!
関西国際空港にて、岸和田観光バスとの協力により、水素を燃料とする燃料電池(FC)マイクロバスの導入が発表されました。このバスは2022年に運行を開始した「SORA」に続いて、空港内を走行するFCバスの2台目となります。特筆すべきは、高速道路での走行も可能であり、関西地域においては初めての取り組みとなります。このマイクロバスは、環境への負荷を減らすことを目的としており、走行時にCO2やその他の有害物質を排出しません。
新しい観光体験の創出
未来の観光地での利用が期待されるこのFCマイクロバスは、空港見学だけでなく、地元泉州地域を巡るツアーや、大阪・関西万博へのアクセスにも活用される予定です。これにより、観光客に新たな体験を提供することができます。水素燃料電池は、まさに次世代のモビリティを示しており、グリーン万博やスマートモビリティ万博の理念にも適合しているのです。
環境への取り組み
関西エアポートグループは、温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロとすることを目指し、再生可能エネルギーの導入や水素の活用を進めています。今回のFCマイクロバスの導入も、この大きなビジョンの一環です。環境省および大阪府からの補助金を受けて、岸和田観光バス株式会社による共同出資の元、実現しました。
燃料電池バスの技術
このマイクロバスは、トヨタ自動車のコースターを基にし、MIRAIの燃料電池システムを搭載しています。これにより、優れた環境性能を実現し、低騒音・低振動を可能にしました。
関西エアポートグループは、今後も地域のすべてのステークホルダーとのコミュニケーションを大切にし、持続可能な社会の形成に向けた活動を続けていきます。新たな交通手段の導入は、単なる移動手段の刷新にとどまらず、地域の活性化や観光振興とも結びついています。
まとめ
環境にやさしい新しい燃料電池マイクロバスが関西国際空港に導入されることで、地域経済や観光業への貢献が期待されます。これからの移動手段がどのように進化していくのか、私たちの生活にどのような変化をもたらすのか、非常に楽しみです。バスの利用に関するお問い合わせは岸和田観光バスへどうぞ。お問い合わせ先は、以下に記載しています。
お問い合わせ先
岸和田観光バス株式会社
大阪府岸和田市磯上町4丁目281番3号
TEL:072-436-2222
FAX:072-436-2223
E-mail:
[email protected]
営業時間:平日・土曜 9:00~17:30(日曜・祝日は休業)