株式会社エクサウィザーズは、2024年12月16日から新しいサービス「exaBase 面談要約」を提供開始します。これは、営業やコールセンターなどでの顧客とのミーティングや社内会議をAIが記録し、要約・分析するもので、スマートフォンやPCを用いて簡単に利用できるのが特徴です。
このサービスでは、面談の内容をそのまま文字起こしするだけでなく、生成AIを活用することで、内容をチャット形式で確認することができ、コンプライアンスの問題もチェック可能です。さらに、生成AIは面談の内容を分析し、次に取るべきアクションを提案する機能も搭載しています。これにより、担当者の生産性が向上し、企業全体の業務効率化が期待されます。
「exaBase 面談要約」は2024年10月9日に発表され、その後、複数の顧客の意見を取り入れながら開発が進められました。このサービスは、銀行や保険・証券業界の営業、コールセンター、全社定例会議、経営会議など、さまざまなシーンでの活用を想定しています。
主な特徴としては、以下のポイントがあります:
- - 面談内容のチャット確認: ユーザーは、ミーティングの種類や担当者、日付、顧客名といった条件で面談内容を簡単に検索できます。
- - 改善提案: 生成AIは面談の改善点を発見し、タスクの整理を行うことで、面談データの活用を促進します。分析の対象は複数の面談データから選択でき、顧客の課題やチームの傾向について新たな発見を提供します。
- - 高度なセキュリティ: 文字起こしや要約時にはデータを学習しませんし、個人情報をマスキングするオプションがあり、ユーザーのセキュリティやコンプライアンス基準に合わせて情報の共有先を柔軟に設定できます。
このサービスの料金体系は、初期費用が100万円、1時間あたりの利用料が300円から1000円となっています。詳細なサービス内容やユースケースについては、公式サイトで確認でき、資料請求も可能です。
エクサウィザーズは、AIを活用したサービス開発を通じて、産業革新や社会課題の解決を目指しています。代表的な企業として、今後の展開が楽しみです。
【エクサウィザーズについて】
- - 会社名: 株式会社エクサウィザーズ
- - 所在地: 東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ファーストビル5階
- - 設立: 2016年2月
- - 代表者: 代表取締役社長 春田 真
- - 事業内容: AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
- - URL: エクサウィザーズ公式サイト
「exaBase 面談要約」は、ビジネスの現場において、時間やリソースを効率的に使うための強力なツールとなるでしょう。