日本シグマックス、腰サポーター出荷枚数No.1に
日本シグマックス株式会社(東京都新宿区)は、2020年度から2023年度の4年連続で「腰用サポーター出荷枚数No.1」のメーカーとして認知されました。この成果は、
株式会社日本能率協会総合研究所による調査の結果明らかとなり、2023年度の出荷枚数は約142万枚にのぼります。
腰痛:多くの人々が抱える問題
日本において、腰痛は「国民病」とも称されるほど多くの人が経験する悩みです。令和4年の
国民生活基礎調査によれば、男女ともに腰痛の有訴者数が最も多く、男性では人口千人当たり91.6人、女性では111.9人とされています。この調査は、平成10年以降、男女ともに腰痛が上位にランクインしており、長年にわたる健康問題として注目されています。
日本シグマックスの腰用サポーター
医療部門:マックスベルトシリーズ
医療機関向けの製品群「マックスベルト」は、日本シグマックスの中でも代表的な腰部固定帯です。1980年から続くこのシリーズは、現場のニーズに応じた改良が重ねられており、現在では14種類の製品が揃っています。多くの医療従事者から信頼を寄せられる製品です。
スポーツ部門:ザムストZWシリーズ
「ザムスト」は、スポーツ向けブランドとして確立され、腰用サポーターを30年以上前から提供しています。選手が求める固定力や動きやすさ、耐久性を兼ね備え、トップアスリートからも評価されていることが魅力です。
ウェルネス部門:メディエイドしっかりガード腰シリーズ
日常生活や仕事中に長時間使用できるサポーターとして注目されている「メディエイド」。2021年以降、その販売金額は3倍以上に増加しています。特に、8月には2つの新製品も登場し、さらに選択肢が広がりました。
新たなサービスの提案
日本シグマックスは、腰の負担を軽減するための新製品やサービスの開発にも取り組んでいます。アシストスーツ「
メディエイド アシストギア腰ユニット」は、長時間の労働中に腰への負担を軽減するための全身装着型の製品です。
体幹トレーニング装置RECORE
この装置は、空気圧を利用したトレーニング機器で、体幹筋群のトレーニングが可能です。医療機関でも使用されており、筋力評価や継続的なトレーニングにも役立ちます。
腰のコンディショニングスタジオ
「
コアトリム ステーション」では、腰痛に特化した療法を行い一人ひとりに合わせたトレーニングを提供しています。このスタジオは関連会社によって運営されており、腰の痛みの原因を特定し、適切なコンディショニングを行う場として機能しています。
まとめ
日本シグマックスは、腰サポーターの国内出荷において4年連続No.1を達成したことを礎に、今後も腰痛ケアの分野での製品とサービスの充実に向けた努力を続けていく所存です。発表された別リリースでは、医療機関向けサポーターでも出荷金額No.1を獲得したことも報告されています。未来に向けて、より多くの人々の健康を支える企業として進化し続けることでしょう。