ピジョンと赤ちゃん本舗の哺乳器回収リサイクル
2023年3月、ピジョン株式会社と株式会社赤ちゃん本舗が全国的に展開した「哺乳器回収リサイクル」活動が注目を集めています。これにより、累計で5万本を超える哺乳器の回収が実現されました。この活動は、家庭に眠っている使わなくなった哺乳器をリサイクルし、資源を有効活用することを目的としています。
活動の背景
ピジョンと赤ちゃん本舗の協力によって進められるこの活動は、環境保護と育児をサポートすることを同時に見据えています。哺乳器を通じた子育ての記憶や思い出を受け継ぐことは、この取り組みの重要な側面でもあります。多くの家庭では、お子さまが使った哺乳器を大切に保管しているケースが見られ、回収の際にはその思い出を振り返る様子が数多く報告されています。
回収の進捗
この活動は2022年8月に関東エリアのアカチャンホンポでの実証実験から始まりました。公式にスタートした2023年3月からは、全国に設置された回収ボックスを通じて、1か月におおよそ2,000本の哺乳器が回収されているというデータがあります。これにより、年々回収本数は増加しており、育児を助けるための一環として多くの共感が得られています。
未来につなげる啓発活動
2025年からは「哺乳びんリサイクルでつなぐ育児のバトン」という啓発活動も実施予定です。これは、回収された哺乳器から作られたマタニティマークを通じて、育児のつながりやリサイクル意識の向上を図る取り組みです。
このイベントでは、哺乳器を使用していた家族に卒乳証書が授与され、回収されたパーツの一部がマタニティマークの原材料として使用されます。参加者はオリジナルのマタニティマーク制作のワークショップにも参加でき、育児に関する知識をふまえた上での輪を広げる機会となります。
参加者の声
過去のイベントに参加した家族からは、「特別な思い出が詰まったマタニティマークを大切にしたい」との声があがり、さらに「SNSでこの活動について知っていたので参加できて良かった」という意見も寄せられています。これにより、哺乳器回収リサイクルへの期待感は確実に高まっています。
課題と目指す未来
日本国内でシェア約8割を誇るピジョンの哺乳器は、プラスチック製と耐熱ガラス製に分かれています。リサイクルが進まない理由の一つには、プラスチックの細かい分別が必要とされる点があります。そこで、ピジョンは赤ちゃん本舗との協力により、洗浄や分別の取り組みを強化し、リサイクルの仕組みを整えてきました。
また、ピジョンは「Pigeon Green Action Plan」を策定し、環境負荷の軽減に努めています。さらに育児を支える社会を目指し、持続的な成長を弘めることが求められています。
まとめ
ピジョンと赤ちゃん本舗の連携によって生まれたこの取り組みは、資源の循環を促進し、未来の子供たちのために地球を守る意義を持っています。今後も多くの人々がこの活動に参加し、子育ての思い出を次の世代につなぐことが期待されます。水や空気、そして地球の未来を守るため、皆で力を合わせて歩んでいきたいですね。