仙台市に新たにオープンする「サブカルビジネスセンター」は、障がい者の自立支援を目指す就労継続支援B型事業所です。このセンターの特徴は、オタク文化をテーマにした多様な仕事を提供し、障がいを持つ方々が持つセンスや才能をビジネスに変える支援を行うことにあります。
広島県に本社を構える株式会社あるふぁおめがが運営するこのセンターは、2020年5月に仙台にオープンしました。アニメ、マンガ、イラスト、ゲームなどのジャンルに特化した仕事を提供し、障がい者の方がやりたいと望んでいる活動をサポートします。
障がい者の夢をかなえる場所
「サブカル」の概念は単なる趣味に留まらず、ビジネスとして成立させる力を秘めています。障がい者の中には、絵や声優に挑戦したいが道筋が見えず諦めてしまう方が多くいます。サブカルビジネスセンターでは、専門の技術指導員が、無料でその手法を伝授し、実践的なスキルを磨く機会を提供します。
ビジネス化を実現する理由
当センターのスタッフは、アニメやゲームに関する技術を専門に教える経験が豊富です。障がい者の方が描いた作品を商品化し、収益につなげるノウハウを直接指導します。これにより、単なる趣味が収入を生むビジネスへと昇華されるはずです。
「サブカルビジネスセンター」は、障がい者が自分の個性や趣味を活かし、社会とつながる新しい就労の形を提供する場所です。これにより、多くの方が自信を持ち、自分自身の未来を描くことができるようになるでしょう。
仙台オープンの意義
広島からスタートしたこの取り組みは、特に障がい者からの反響を呼び、全国から多くの問い合わせが寄せられています。広島センターの成功を受けて、仙台への拠点設立が決定。これにより、より多くの障がい者がこの支援を受ける機会が生まれます。また、テレワーク支援も行っており、自宅での就労を希望する方にも対応しています。
代表者の情熱
代表取締役の山田智浩氏は、専門学校でメディア教育に携わっていた経験から、「障がいがあっても夢を追いたい」と希望する多くの人々と接してきました。その中で、彼の心に芽生えたのは、「その障がいは個性という才能である」との信念です。この信念が9559、「サブカルビジネスセンター」の設立へとつながりました。
「我々が提供するのは、夢や趣味をそのまま仕事に活かすことができる環境です。自分の可能性に自信を持てない方も、ぜひこの場所に飛び込んできてください」と山田代表は伝えます。
未来へ向けた第一歩
サブカルビジネスセンター仙台は、障がい者とともに新しい未来を創造する場としての役割を果たしています。支援の手を必要とする方々にとって、ここが自分を表現できる場所となることを期待しています。随時見学や相談を受け付けており、興味のある方には気軽に訪れていただければと思います。
事業所情報
- - 店舗名: サブカルビジネスセンター広島
- - 所在地: 広島県広島市中区上八丁堀8-23 林業ビル4階
- - 電話番号: 082-962-3545
- - 店舗名: サブカルビジネスセンター仙台
- - 所在地: 宮城県仙台市青葉区国分町2-2-11-5階
- - 電話番号: 022-397-9950
公式HP:
サブカルビジネスセンター