イー・ガーディアン、アビ・コミュニティにライブ配信障害検知システムを導入
イー・ガーディアン株式会社は、三重県四日市市のアビ・コミュニティ社に新しい「ライブ配信障害検知システム」を試験的に導入したことを発表しました。このシステムは、ライブ配信中に発生する障害をリアルタイムで監視し、自動的に通知する機能を持っています。
ネットセキュリティの最前線
イー・ガーディアンは、ネットセキュリティを中心にした総合企業で、投稿の監視から広告の審査、さらにはメタバース領域においても幅広い支援を行っています。彼らの取り組みは、インターネットの安心・安全を実現するためのものです。2024年8月には、専用の「ライブ配信障害検知システム」が開発され、動画監視サービスの現場での活用が始まっています。
アビ・コミュニティの業務展開
アビ・コミュニティはケーブルテレビ局シー・ティー・ワイとケーブルネット鈴鹿のグループ企業であり、イベントの企画・運営やマーケティング支援、インターネットのライブ配信など多様な事業を手がけています。このシステムの導入により、彼らは映像監視の統一性を高め、トラブル発生時の迅速な復旧を目指しています。
AI技術の活用
この「ライブ配信障害検知システム」では、AI技術を用いて配信中のトラブル(配信停止や音声の途切れなど)を自動で検知し、必要に応じてメールやSNS(Slack、LINEなど)で通知されます。アビ・コミュニティの担当者は、これまでは人間による映像監視に依存していたが、そのばらつきが問題であったと述べています。
今後の展望
今後、アビ・コミュニティはこのシステムの導入を通じて、単なる映像監視に留まらず、AI技術を活かした画角調整やピント調整などの映像提案にも対応していくことを目指しています。これにより、より高い品質の映像配信が可能になると期待されます。
まとめ
イー・ガーディアンとアビ・コミュニティの協業は、ライブ配信の安全性向上に寄与すると同時に、これからの映像配信業界における新しいスタンダードを築く可能性があります。両社のさらなる連携が、この業界の進化を促進し、ユーザーにとってより安心できる環境を提供することにつながるでしょう。