築地で贅沢な近江牛の体験ができるセミナー
築地魚河岸浜焼きBBQテラスが主催する「近江牛の実食付き贅沢肉セミナー」が11月29日に開催されます。この日は「いい肉の日」として特別な日であり、築地場外市場の老舗・近江屋牛肉店の代表を務める寺出昌弘氏が講義を行います。セミナーに参加することで、参加者はただ肉を食べるだけでなく、日本の肉文化や近江牛にまつわる深い歴史にも触れることができます。
セミナーの詳細
このセミナーは15:00から17:00まで行われ、会場は築地魚河岸BBQテラスの海幸橋棟3階です。受付は14:45から始まり、参加費は税込5,000円。当日は築地の厳選食材を使った料理と乾杯用のドリンクも提供されます。定員は30名で、先着順での受付となるため、興味のある方は早めの申し込みが推奨されます。
肉文化の歴史と彦根藩の影響
寺出氏は日本の肉文化の歴史を探求しており、近江牛の背景には400年にわたる物語があると説明します。過去には牛を食べることが禁じられていたため、老いた牛を少しずつ活用する工夫がされていました。彦根藩大老・井伊家が屠殺を許可されていたため、肉の利用方法が工夫され、最終的に江戸において牛肉文化が根付くことになりました。
近江牛発祥の地の精神を伝える
寺出家は、近江牛のルーツを滋賀県に持ち、この精神を持って現代の築地において「本物の肉」を提供することを目指しています。近江屋は代々、近江牛にこだわりつつも他の黒毛和牛も取り扱っていましたが、近江牛の素晴らしさを伝えるために、近年では滋賀県から仕入れを行い、「原点回帰」を果たしています。これにより、築地で本物の近江牛をより多くの人々に届けることが可能になりつつあります。
新たな挑戦「WAGYU STAND『YAKISHABU』」の誕生
さらに、築地場外市場では「本当においしい体験」を提供するために、体験型スタンド「WAGYU STAND『YAKISHABU』」もオープンしています。このスタンドでは、焼き上がる肉をその場で味わえる新しい形のスタイルを提供しており、職人が一枚一枚焼く音や香りを感じながら楽しむことができます。セミナーに参加した後、ぜひ立ち寄って、その美味しさを体感してみてください。
WAGYU STAND『YAKISHABU』の情報
- - 所在地: 近江屋牛肉店ロースト肉工房内
- - 住所: 東京都中央区築地4丁目14-1 モンテベルデ築地106
- - 営業時間: 9:00~14:00(定休日: 水曜日、日曜・祝日)
- - アクセス: 東京メトロ日比谷線「築地駅」徒歩5分
セミナーで「本物の肉」を学び、楽しもう
「いい肉の日」に行われるこのセミナーは、ただの肉食体験ではありません。日本の文化や歴史を深く理解しながら、心ゆくまで美味しい近江牛を味わうチャンスです。この機会に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。参加を希望される方は公式サイトで詳細を確認し、申し込みをお忘れなく!