オリエンタルランド・イノベーションズ、bravesoftに出資
株式会社オリエンタルランド・イノベーションズが、テクノロジーによる新しいイベント体験の創出を目指し、イベントのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するbravesoft株式会社に出資することを発表しました。この出資は、両社が掲げる「未来を面白くする」スローガンに基づき、イベントにおける顧客体験の向上を目指すものです。
bravesoftとは
bravesoftは、2005年に設立された企業で、イベントの運営を効率化し、顧客体験を向上させるための様々なサービスを提供しています。具体的に言うと、その主力サービスである「eventos」は、申し込み管理からライブ配信、データ収集、さらには専用アプリの開発など、イベント運営に必要な機能を網羅している点が特徴です。これにより、イベント運営者は手間を大幅に軽減でき、参加者に対してもより良い体験を提供できるようになります。
また、bravesoftは技術を単なるツールとして扱うのではなく、社会をより良くするためのサービスや製品として位置付けています。これにより、一人ひとりの人生に豊かさや彩りを加える様々なエピソードが生まれることを目指しています。
出資の狙い
オリエンタルランド・イノベーションズがbravesoftに出資した目的は、デジタル技術を用いた新しい顧客体験の創造と業務効率化の知見を得ることです。デジタルとリアルの融合を意味するOMO(Online Merges with Offline)の領域では、特に顧客体験の向上が求められます。同社はこの領域に強い関心を持ち、bravesoftの公式サービスを通じて新しいビジネスの機会を模索しているのです。
代表者のコメント
出資を受けたbravesoftの代表取締役、菅澤英司氏は、この資本提携を非常に嬉しく思っていると述べています。彼は、今後の取り組みを通じてレジャーや観光分野の進化に貢献し、日本経済の活性化につなげられるよう努力していく意気込みを示しました。また、オリエンタルランド・イノベーションズの代表取締役社長、豊福力也氏も、ブレイヴソフトの強みやチームワークを高く評価しており、共に新しい価値を創出していけるように取り組んでいく考えを述べました。
未来への期待
オリエンタルランド・イノベーションズによるbravesoftへの出資は、単なる資金提供にとどまらず、日本の観光産業やイベント業界の進化をもたらす可能性を秘めています。両社がこれまで培ってきた知識や技術を結集することで、未来のイベント体験がどのように変わっていくのか、期待が高まっています。この新たな取り組みを通じて、誰もが「あした」にワクワクし、夢や感動に溢れる未来を共に創り上げていけることを願っています。