高齢者の安全を守るインソール型GPSがクラウドファンディング開始

高齢者を見守る新たな技術、インソール型GPS「イル！」の登場

当社の目指す社会は、高齢者が安心して暮らせる世界です。そんな想いから、有用な応援購入が求められたのが株式会社イルが開発したインソール型GPS「イル！」です。このプロジェクトは、名古屋にあるオープンイノベーション拠点「STATION Ai」の一環として進行中で、クラウドファンディングを通じてその実現を加速させています。

クラウドファンディングの概要

2024年11月27日（水）からスタートしたこのクラウドファンディングは、認知症の高齢者の安全を確保することを目的としています。具体的には、認知症による徘徊を防止するためのインソール型GPSデバイスを開発し、そのデバイスから位置情報を発信し、家族や介護者に危険な状況を知らせる仕組みを設けました。これにより、高齢者のみならずそのご家族も安心できる環境が提供されます。

徘徊のリスクに向き合う

認知症患者は年々増加傾向にあり、少子高齢化の影響もあって、2040年には約3人に1人が何らかの認知機能の症状を抱える時代がやってくると予測されています。これに対処するためには、事故を未然に防止する技術が欠かせません。当社のインソール型GPSは、徘徊が発生した際にすぐに位置情報を発信し、迅速な対応が可能です。

株式会社イルのビジョン

「足元から安心をHACKする」というビジョンのもと、私たちはインソールとIoT技術の融合によって新しい価値を創造しています。現在、PoC品による機能テストを重ね、2025年の初めにはクラウドファンディングの支援者に製品をお届けし、その後一般販売を開始する予定です。

『AICHI NEXT UNICORN LEAGUE』での取り組み

この取り組みは、愛知県が主催するビジネスプランコンテスト『AICHI NEXT UNICORN LEAGUE』に関連しており、コンテストでのデモやピッチに参加し、様々なフィードバックを受けながら、当社のビジネスモデルを進化させています。今回のクラウドファンディングを通じて皆様からのご支援を仰ぎ、さらなる発展を目指します。