NHホールディングスが介護事業を支える新たな取り組み
広島県安芸郡府中町に拠点を置くNHホールディングスは、新たに「かいごのコンパス」というブランドを発表しました。このブランドは、ナーシングホームの構想から開設、運営まで一貫してサポートするトータルソリューションを提供することを目的としています。特に、医療依存度の高い高齢者を地域で支える体制が重要視されており、「かいごのコンパス」はその現場を“経営”から支える仕組みを提供します。
介護が求められる背景
厚生労働省の統計によると、2025年には158万9,489人の死亡が見込まれるなど、高齢化が進む日本において、医療や介護を必要とする高齢者を支える体制が急務とされています。ナーシングホームは、看護師と医療・介護職が揃い、高い医療依存度を持つ方々をサポートするための居住空間として位置づけられています。このような施設の運営には、事業計画や組織、医療介護の調整、業務システムの確立が必要です。
「かいごのコンパス」ブランド設計の背景
「かいごのコンパス」は、これまでの経験から得た課題を踏まえたものです。NHホールディングスのグループ会社であるノースハンドは、ノーコードツールを応用したバックオフィス向けシステムを開発しており、ソラジョウは介護記録システムを提供してきました。しかし、これらの取り組みから、現場における課題と経営課題は密接に関連していることが明らかになりました。このため、支援の範囲をマーケティングから実際の運営改善まで広げ、業務全体を総合的にサポートしています。
経営から現場を支えるとは
このブランド名には、事業の進捗状況を見極め、顧客と共に未来の方向性を考えるという意味が込められています。現場においては、経営方針が業務と直結し、人材の採用や育成も含めた組織全体の運用が円滑に行われることが求められます。これにより、看護と介護の連携を深め、現場のフィードバックを経営判断に活かす体制が整います。
成功事例と未来への展望
具体的には、2026年8月にダイクレホールディングスが開設した「ウェルディ呉駅前」において、開設準備から運営開始までを一貫して支援しました。その結果、初月から計画以上の入居が実現し、順調な立ち上がりを見せています。現在、広島県内で4件、403床のナーシングホームプロジェクトに関与し、今後も地域に適した介護支援を続けていく予定です。
さらに、2026年12月にはCareTEX東京'26に出展し、「かいごのコンパス」の全体像や具体的な成果を発表する予定です。このイベントでは、介護現場での経験をもとにした経営支援の重要性を広く伝えていくことが期待されます。
NHホールディングスのビジョン
NHホールディングスは、介護業界全体を見据えた総合的な支援を提供することで、持続可能なナーシングホームの運営を目指しています。これからも地域の医療と介護を一体的に支える取り組みを進め、さらなる成長を目指します。今後もこの新ブランド「かいごのコンパス」に注目していきましょう。