17LIVEがN Craftをグループ化し、Vライバープロダクションの新展開へ
ライブ配信プラットフォーム「17LIVE」を運営する17LIVE Group Limited(以下、17LIVE)は、Vライバープロダクションを手掛ける株式会社N Craft(本社:東京都渋谷区、代表取締役:夏川登志郎)の全発行済株式を17LIVEが取得し、グループ化したことを発表しました。この戦略的な統合により、新たにVライバープロダクション「V-iii」が設立され、さらなる成長が期待されています。
戦略的統合の背景
この株式取得は、17LIVEが推進する「17LIVE FORWARD STRATEGY」の一環として、プラットフォームの強化と収益源の多様化を目指したものです。特に日本のアニメ市場は、2023年に312.3億米ドルと評価され、年平均成長率(CAGR)9.8%で拡大を続けています。日本が世界のアニメ収益の40%以上を占めており、ストリーミングやVTuberといった新たなバーチャルコンテンツの普及が需要の高まりを引き起こしています。
17LIVEは、このような活況を持つ市場において、アニメ文化やバーチャルコンテンツへの関心の高まりを背景に事業拡大を図ります。特にN Craftが持つ専門的な知識とマネジメント能力を通じて、自社のVライバー事業をより強化していく計画です。事業譲受を受けて、N Craftから約140名のVライバーが17LIVEに移籍する予定です。
Vライバープロダクション「V-iii」の誕生
新たに設立される「V-iii」は、17LIVEにとって今後の成長を促す重要なマイルストーンとなります。「NexuStella」との連携により、さまざまな施策や企画を展開し、新たなVライバーのプロダクションブランドを創出する計画が進行中です。このような協力により、17LIVE内での他のVライバーとのシナジー効果も期待されています。
専門的な体制を持つN Craftが加わることで、17LIVEはより多様なコンテンツを提供し、既存のリスナーや新たな視聴者へ向けた魅力的なライブ配信が可能になります。
17LIVEについて
「17LIVE」は、世界で5000万人以上のユーザーを擁する日本最大級のライブ配信プラットフォームです。“人と人のつながりを豊かにすること。”をミッションに掲げ、七つの大陸を舞台にライバーとリスナーのリアルタイムでのつながりを提供しています。今後の17LIVEの成長に目が離せません。
結び
17LIVEの新たなVライバー事業強化策に期待し、さらなる進展を見守りましょう。日本のアニメとVTuber市場の発展に貢献しつつ、より多くの人々に楽しんでもらえるコンテンツを提供することで、ライブ配信の新たな世界を切り開いていくことでしょう。