新NISA利用状況調査
2024-07-10 10:52:27

新NISA利用率は5割超え!成長投資枠・つみたて投資枠の活用状況は? - オカネコ調査

新NISA利用率は5割超え!成長投資枠・つみたて投資枠の活用状況は?



2024年1月から始まった新NISA制度。国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400Fは、2024年7月、全国の「オカネコ」ユーザー919人を対象に「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年7月」を実施しました。

調査結果によると、新NISA制度の認知度は91.0%と、制度開始から半年で約4.4ポイント上昇しました。しかし、制度の内容を把握していない人は約3割にのぼり、まだまだ理解が浸透していないことがわかります。

新NISAの利用率は52.6%で、前回調査から14.8ポイント上昇しました。利用者のうち、成長投資枠を利用している人は77.4%、つみたて投資枠を利用している人は85.7%と、どちらも高い利用率となっています。

つみたて投資枠は毎月平均65,411円の積立



つみたて投資枠の毎月の積立平均額は65,411円でした。年代別に見ると、20代以下は54,048円、30代は61,495円、40代は66,709円、50代は65,614円、60代以上は72,231円と、年代が上がるほど積立額も高くなる傾向が見られました。

成長投資枠は平均1,161,484円の投資



成長投資枠の投資額は、平均1,161,484円でした。こちらも年代別に見ると、20代以下は575,625円、30代は1,043,846円、40代は1,187,149円、50代は1,184,202円、60代以上は1,348,819円と、年代が上がるほど投資額も高くなる傾向が見られました。

人気の投資先ランキング



新NISAで投資している対象について、地域別、タイプ別、投資信託ETFのタイプ別にランキングが発表されました。

地域別:1位 アメリカ株 (62.7%)
タイプ別:1位 成長株 (55.0%)
* 投資信託ETFのタイプ別:1位 インデックスファンド(投資信託) (86.3%)

投資・資産運用をしない理由



投資・資産運用をしていない理由として、最も多かったのは「資産運用の知識がなくやり方がわからない」というもので、全体の42.0%を占めました。これは、手続きや情報面でのサポート不足が原因と考えられます。

新NISAに関する課題



今回の調査結果から、新NISA制度の認知度は上昇しているものの、制度の内容を理解していない人は依然として多いことがわかりました。また、投資・資産運用を始めるにあたって、知識不足や情報不足を感じている人が多く、手続きや情報面でのサポート不足が課題として浮き彫りになりました。

今後、新NISA制度の普及を促進するためには、制度の内容をわかりやすく説明する情報提供や、投資初心者向けのサポート体制の充実が重要となります。

オカネコについて



「オカネコ」は、スマホから居住地、年齢、年収、家族構成などの質問に答えるだけで、同エリア・同年代・同世帯構成の人と比較したユーザーの家計状況を診断できるサービスです。さらに、診断結果に基づいた簡易ライフプランやFP(ファイナンシャルプランナー)からの個別アドバイスコメントが届き、チャットや面談で個別相談もできます。匿名・無料で気軽に利用できるオンラインサービスです。


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