家族の医療情報共有が円滑に！「パシャっとカルテ」の新機能とは

家族の医療情報共有がさらに便利に！

Arteryex株式会社が提供する医療情報管理アプリ「パシャっとカルテ」が、家族間での医療情報共有機能を大幅に改善した。これにより、健康管理がよりスムーズに行えるようになる。新機能として追加された「仮アカウント作成機能」や、改良された連携手続きが注目されている。

新機能「仮アカウント作成機能」

従来、メールアドレスが必要だったため、特にお子様や高齢者の医療データの管理が難しいという課題があった。しかし、今回のアップデートにより、メールアドレスを持たない家族でもアプリ内で「仮アカウント」を作成し、医療データの一元管理が可能になった。この機能により、家族全員の健康情報を一括で把握し、適切なサポートを行う体制を整えることができる。お子様が成長した際には、仮アカウントの情報を引き継いで正規アカウントとして登録することもできる。

URL共有による家族連携の簡素化

家族間でのアプリ連携も進化した。これまでは「招待コードの入力」が必要であったが、新たに導入されたURL共有の方式により、連携手続きが大幅に簡略化された。具体的には、次の3ステップで連携が完了する：

1. URLを発行 し、家族連携画面から発信。
2. 任意の方法でURLを送信（メールやLINEなど）。
3. ログイン端末からURLを開く ことで連携が完了。

このシンプルさは特に高齢者やテクノロジーに不慣れなユーザーにとって、連携を容易にし、安心感をもたらすことだろう。

情報管理の権限設定

また、連携する際には情報の編集権限を設定できるため、家族間の情報管理の範囲を柔軟に調整できる機能も備わっている。これによって、共有したい情報だけを選択することができ、プライバシーの配慮も行き届いている。

家族プランの新設

さらに「パシャっとカルテ」では、最大4名までの家族が利用可能な「家族プラン」を新設しており、世帯単位での健康管理ニーズに応える形で機能を拡充している。これにより、家族全体での健康を管理するアプローチが進むことが期待される。

アプリの主な機能

「パシャっとカルテ」は、スマートフォンを使って日常の健康データを簡単に管理できる無料アプリだ。以下のような機能が利用可能だ：

- 健診結果や薬の情報を撮影し、データ化
- 医療費の領収書を管理・計算
- 血圧や体重などの日々の記録を写真または手入力で管理
- アプリ内でのアンケート回答でポイント取得

このように、医療情報の管理を手軽に行えることから、ユーザーの健康増進に寄与している。新機能による使いやすさの向上で、今後も多くの家族がこのアプリを利用することが予想されている。これからのさらなる進化に期待が寄せられる。

ArteryexのVision

Arteryex株式会社は「健康銀行」という構想を持ち、患者自身が医療データを管理し、資産として活用できる仕組みを提供している。「パシャっとカルテ」を中心に医療情報プラットフォーム事業を展開し、PHRデータを活用したサービスの提供を進めている。今後も新たな技術の導入や機能の充実を図り、ユーザーに便利なサービスを提供していく方針だ。