TCT Japan 2022
2021-12-22 10:40:01
製造業DXを加速する3Dプリンティング技術の全貌が明らかに、TCT Japan 2022開催
TCT Japan 2022が東京に集結
2022年1月26日から28日の期間、東京ビッグサイトで「TCT Japan 2022」が開催される。この展示会は、JCDとRapid News Publications Ltd.の共催で行われ、国内で4回目の挑戦となる。3Dプリンティングやアディティブマニュファクチャリング(AM)技術の先端を体験できる貴重な機会となる。展示会はオンラインとハイブリッド形式で実施され、世界中から約60社・団体が参加し、150以上の最新製品とサービスが並ぶ予定だ。特に注目を集めるのは、国内初公開のソリューションや、進化した3Dプリンタの展示だ。
展示内容と最新技術
TCT Japan 2022では、前回の2倍のスケールで、30を超える3Dプリンタブランドが一堂に会する。参加企業には、日本電子やformlabs、日本3Dプリンターなどが名を連ね、新型の電子ビーム金属3Dプリンタを実際に見ることができる。また、ソフトウェア業界からもマテリアライズジャパンが新製品を初公開。これにより、設計から製造までを統合するエコシステム構築が進むだろう。
海外展開にもスポットをあて、オーストリアのCubicureや中国のXi‘an Bright Laser Technologies(BLT)が初めて日本でその技術を披露する。これにより、最新の技術情報をリアルタイムで得るチャンスが提供される。
さらに、展示会場には2つのセミナー会場を設けており、合計40本を超えるセッションが行われる予定だ。TCT Conference Stageでは、エンドユーザーや研究者、ベンチャー企業からの専門家たちが、国内外の市場動向や革新的なビジネスモデルについて紹介する。TCT Introducing Stageでは、出展者が新製品を発表し、最新のAM技術の全貌が明かされる。
業界の未来を見据えたセッション
初日は、AM技術を活用したビジネス機会を掘り下げるセッションが行われる。矢野経済研究所やデロイトトーマツコンサルティングの専門家が、コロナウイルス前後の3Dプリンター市場の動向を解説するほか、スタートアップ企業の事例も紹介される。
二日目は、実際の応用事例に焦点を当て、レーシング走行を念頭に置いた熱交換器の開発や、医療機器の分散型プラットフォーム構築についての話が展開される。最終日には、研究開発における最新動向や、海外の技術トレンドが紹介される予定だ。
結論
製造業のDXを加速させる新たな潮流が生まれつつある中、TCT Japan 2022はその一翼を担う貴重なイベントである。技術者や経営者はこの展示会を通じて、自社の成長戦略を見つける大きなチャンスを得られるだろう。この機会を逃す手はない。
会社情報
- 会社名
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TCT Japan 展示会事務局
- 住所
- 東京都港区芝3-23-1 セレスティン芝三井ビルディング 12階
- 電話番号
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03-5657-0765