山形県がバーチャルマーケットに初参加!名産をメタバースで発信
2024年12月7日から22日まで、山形県が都道府県として初めて「バーチャルマーケット(Vket)」に出展します。これにより、山形の農林水産業者たちが自ら製造した特産品や加工食品の魅力を、メタバースという新しい形で広める機会を得ることとなります。
バーチャルマーケットの概要
株式会社HIKKYが主催するこのイベントは、世界中から130万人以上が参加した実績を持つ、メタバース上での大規模な取引を行う場です。今回のテーマは「Boundless!」で、山形はその中で独自のブースを展開し、さまざまな名産品を紹介します。特にVketでの出展は、地域の商品の販路拡大を目指す重要なステップと位置付けられています。
目的と背景
山形県はこれまで対面式の商談会を中心に、農産物などの販路開拓を支援してきましたが、時代の流れに合わせて新たな手法を模索してきました。メタバースは、場所を問わず24時間アクセスできるため、国内外のバイヤーに山形の魅力を直接伝えることができると期待されています。また、来年度にはこのメタバース上で商談会も開催し、遠方のバイヤーの参加も可能にします。これにより、多くの新しい取引の可能性が生まれます。
出展内容
山形県ブースは、パラリアルお台場をモチーフとした独自の空間で、特産物を3Dで展示します。また、14社のポスターを通じて県産の加工食品も紹介。購入も手軽にできるよう配慮されています。
さらに、山形のPRキャラクター「ペロリン」をフィーチャーしたゲーム『パクパク!ペロリンのグルメフィーバー!』が用意され、来場者は楽しく山形の名産品を知ることができます。老若男女を問わず楽しめるこのゲームは、インタラクティブな体験を提供し、山形の特産品に対する関心を高める狙いがあります。
アクセス方法
この一大イベントは、VR機器をお持ちでない方でも気軽に参加できるよう、スマートフォンからもアクセス可能なWebメタバース会場も設けられています。これにより、適切なデバイスがなくても、誰でも簡単に参加できるのが特徴です。12月7日からは、公式ページ(https://ymetaverse.pref.yamagata.jp/)からアクセス可能となります。
コメントと期待
山形県の担当者は、「前回16日間で130万人以上の来場があったので、今回も多くの方にブースに立ち寄ってほしい」とコメントしています。今回の出展を通じて、さくらんぼやラ・フランスなど山形の特産物がどのようにPRされるのか、とても楽しみです。
まとめ
「バーチャルマーケット2024 Winter」は、メタバースでの新しい試みにより、地域の魅力を広める大きな機会です。山形産の美味しいものが、どのようにバーチャル空間で表現されるのか、ぜひ参加して体感してみてください。いますぐ公式ページで情報をチェック!
公式ページ:
山形うまいものメタバース