東寺で文化交流展
2025-10-11 16:15:26

世界遺産・東寺でゴンド・アートとの文化交流展を開催

世界遺産 東寺で「Bhajju Shyam KYOTO 2025」が開催



2025年10月10日から28日まで、京都市の世界遺産・東寺にて特別な展示「Bhajju Shyam KYOTO 2025」が開催されます。この展示は、インドを代表するゴンド・アーティスト、バッジュ・シャーム(Bhajju Shyam)と京友禅ブランドPagong(パゴン)がコラボレーションし、両文化の交流がテーマです。入場は無料で、時間は9:30から16:30までの営業となっています。

バッジュ・シャームのアート


バッジュ・シャームはインド中部の少数民族であるゴンド族出身で、自身の文化を表現する「ゴンド・アート」の第一人者として知られています。彼の作品は、神話や自然をモチーフにした豊かな世界観で、多くの人々を魅了しています。特に2023年に開催された日本初の大規模展では、来場者が1万人を超え、注目を集めました。彼の作品は、伝統的なアートの境界を越える新たな視点を提供しています。

展示会の内容


「Bhajju Shyam KYOTO 2025」では、バッジュ・シャームの代表作から新作に至るまで、さまざまな作品が一堂に展示されます。日本とインドの文化的対話をテーマに掲げ、両国のアートや文化がどのように互いに影響し合っているのかを探求する機会となります。この特別な展示は、訪れた人々に新たな視点を提供し、両国の文化の美しさを再確認させることでしょう。

Pagongとのコラボレーション商品


展示会に合わせて、Pagongは特別なコラボレーションアイテムも発表します。中でも「コットンアロハ <バッジュ・シャーム / 朱色>」(税込 26,400円)は、当展示のために特別に用意された商品です。このアロハシャツは、京友禅の伝統技術とゴンド・アートが美しく融合した一品で、インドと日本の文化の交流を象徴するものとなっています。商品は会場及びPagongのオンラインストアにて販売されます。

亀田富染工場について


八年前に設立された株式会社亀田富染工場は、京友禅の伝統を受け継ぎ、6000枚以上の着物図案を所蔵しています。手捺染技法を用いて鮮やかな色合いを生み出し続けています。2002年からはアロハシャツの製作にも注力しており、そのデザインはハワイに移住した日系移民が生み出したという背景を持っています。アロハシャツを通じて、文化の歴史を感じることができるのです。

Pagongのブランド理念


Pagongは、京友禅の美しさを世界に広めることをミッションとするブランドです。2002年に設立され、それ以来、美術館からの許可を受けた葛飾北斎や伊藤若冲などの名画を取り入れた商品も展開しています。京都本店をはじめ、様々な店舗を展開しており、国内外で日本の美を届ける努力をしています。ブランド名の「Pagong」は、タガログ語で「幸せを運ぶ海亀」という意味であり、人々に笑顔をもたらす存在でありたいという願いが込められています。

終わりに


この特別展は、東寺という歴史的な背景を持つ場所で開催されるため、より深い文化交流が期待されます。バッジュ・シャームとPagongが紡ぐ物語は、日本とインドのアートシーンに新しい風を吹き込むことでしょう。展示を通じて、アートを愛する全ての人々にとって、記憶に残る体験となることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
株式会社 亀田富染工場
住所
京都府京都市右京区西院西溝崎町17
電話番号
075-322-2391

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。