アジア人材市場の動向
2024-07-17 16:49:13

アジア人材市場の最新動向! JACが語る求人トレンドと今後の展望

アジア人材市場の活況と変化:JACが分析する最新動向



世界11ヵ国で人材紹介事業を展開するJACリクルートメントは、2024年4月~6月期のホワイトカラー人材紹介市場に関するアジア各国の動向を発表しました。

同社の発表によると、アジア各国の経済は輸出や対内直接投資の拡大により成長を続けているものの、成長率は鈍化傾向にあります。それに伴い、インドを除く多くの国では新規求人数が前年同期比で減少しました。

しかし、脱中国依存に伴うサプライチェーンの再構築が進んでいることから、ASEAN諸国では対内直接投資の伸びが今後も経済成長を牽引すると予想されています。

特に注目すべきは、日系企業の採用動向です。従来の対日系ビジネス中心の経営から、より現地に密着したビジネスへとシフトする傾向が見られ、優秀な現地人材を獲得する採用競争はますます激化しています。

各国の求人動向:変化の兆しを探る



シンガポールでは、COMPASS制度の現状により、シンガポール人求職者と外国人求職者の間に明暗が分かれている状況です。

マレーシアでは、資格よりもスキル重視の採用が進んでいます。

タイでは、日系自動車メーカーの生産中止決定やローン審査の厳格化が消費活動にブレーキをかけている一方、

インドネシアは政権交代前に先進国からの投資誘致を加速させる方向へ動いています。

ベトナムは経済状況が回復し、下期にかけてさらなる経済成長が期待されています。

韓国では、2024年経済成長率展望が上方修正され、生成AIと半導体への投資が加速しています。

インドは売り手市場が続いているため、採用活動が長期化傾向にあります。

日本では、成長分野において即戦力人材の採用意欲が旺盛で、賃金上昇による人材流動化が加速しています。

今後の展望:変化への対応がカギ



JACリクルートメントの佐原賢治氏(海外進出支援室室長チーフアナリスト)は、「アジア各国の経済は、国際情勢の影響を受けやすく、今後も注意が必要です。しかし、ASEAN諸国では対内直接投資が活発化しており、今後も経済成長を牽引すると予想されます。日系企業は、現地に密着したビジネスモデルへと進化し、優秀な現地人材を獲得するための採用戦略を強化する必要があるでしょう。」と述べています。

JACリクルートメントについて



JACリクルートメントは、1975年に英国で設立され、日本では1988年に設立された人材紹介会社です。スペシャリストや管理職人材の紹介に特化しており、国内最大クラスの東証プライム市場上場企業です。

国際ビジネス経験を持つ人材紹介が強みで、日本国内では外資系企業や日系企業の海外事業などのグローバル領域の採用を多数支援しています。海外では、英国、ドイツ、アメリカ、アジアなど世界11ヵ国、34拠点で事業を展開しており、人材紹介事業の他、雇用代行サービスやコンサルティング事業なども行っています。

JACグループは、外資系企業に特化したJAC International、コンサルティング業界に特化したエグゼクティブサーチ会社のVantagePoint、グローバル、バイリンガル人材に特化した求人サイトを運営するキャリアクロスなどを傘下にもつグローバル企業です。

詳細はこちら

コーポレートサイト: https://corp.jac-recruitment.jp
転職サイト: https://www.jac-recruitment.jp


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会社情報

会社名
株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
住所
東京都千代田区神田神保町1-105神保町三井ビルディング14階
電話番号
03-5259-9915

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