株式会社セガ フェイブと関大万博部の新たな試み
株式会社セガ フェイブ(以下、セガ フェイブ)は、関西大学の公認サークル「関大万博部」と手を組み、絵文字を用いた新しいコミュニケーション手法「エモジケーション」の普及を進めるプロジェクトを発表しました。この取り組みは、言語の壁を越え、国や文化を問わず円滑なコミュニケーションを実現することを目指しています。
エモジケーションとは?
「エモジケーション」とは、関大万博部の「エモプロ」チームが5月に発足し、開発を進めてきたプロジェクトで、視覚的なコミュニケーション手段として注目を集めています。言葉を介さず、絵文字を通じて気持ちを伝えることで、相手との距離を縮め、より親密な交流が可能となります。セガフレイブが提供する「emojam(えもジャム)」は、このコンセプトを実現するデバイスで、絵文字だけでメッセージを送信できるのが特徴です。
2024年12月に発売予定の「emojam」は、絵文字が並ぶ中から意味を読み解く「謎解き」の要素を取り入れており、エンターテイメント性の高いコミュニケーションを提供します。これにより、ユーザーはより自由に、自分の気持ちや意図をイメージした形で表現できるようになるのです。
万博を前にした取り組みの広がり
関大万博部は、2025年の大阪万博に向けて「エモジケーション」を積極的に広めていく方針です。特に注目されているのは、万博開催地の夢洲で、世界中の人々に日本独自の絵文字文化を体験してもらうことです。さまざまなイベントを通じて、エモジケーションが日常生活に根付き、認知度向上を図ることが期待されています。
SNSを利用した情報発信
セガ フェイブは、SNS「セガトイ情報局」を運営しており、ここから「emojam」のユーザーや一般の方々に向けて、エモジケーションに関する情報やアドバイスを発信します。これにより、より多くの人がこの新しいコミュニケーション手法に触れ、実際の使用を促す狙いがあります。
関西大学独自イベントの開催
関西大学では、学生や地域住民との交流を目的としたイベントも予定されています。2025年6月22日には、高槻ミューズキャンパス内でエモジケーションを使った交流ワークショップが実施される計画です。また、6月30日から7月6日は「関大万博フェスタ」が行われ、万博の情報発信を行う楽しい企画が満載です。
未来への貢献
セガ フェイブと関大万博部は、エモジケーションを通じて異文化理解の促進を目指していきます。「いのち輝く未来社会のデザイン」という大阪万博のテーマに貢献し、絵文字文化の発展を利用して、万博に参加したいと思う人々を増やしていくことが重要です。これからの活動にぜひ注目したいところです。
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