新たなクラウドセキュリティプラットフォーム「enStratus」
クリエーションライン株式会社は、最新のクラウドセキュリティ・ガバナンスプラットフォーム「enStratus」の提供を開始しました。このプラットフォームは、Amazon Web Services (AWS) やCloudStackとの連携を通じて、安心・安全なハイブリッドクラウド環境を提供し、企業のIT資産を多面的に保護します。
「enStratus」の特長
「enStratus」は、米国のenStratus Networksが開発した優れたクラウド管理ソリューションであり、100以上の導入事例を持つ信頼の高いプラットフォームです。このシステムは、企業がクラウド環境でシステムを構築し運用する際に必須となるITポリシーやセキュリティプロセスを提供します。
セキュリティの確保
このプラットフォームを利用することで、パブリック及びプライベートクラウド環境の双方を効率よく管理できるため、データ保護が強化されます。具体的な機能には、アクセスキー管理、データ暗号化、ユーザ権限の適切な管理が含まれ、セキュリティリスクを低減する設計となっています。
主な機能
1.
アクセスキー管理およびクラウドデータ暗号化
安全なアクセスとデータ保護を実現します。
2.
ユーザ権限管理
環境に応じた適正な権限設定ができ、不要なアクセスを防止します。
3.
自動リカバリー機能
システム障害時でも迅速な復旧が可能です。
4.
ファイナンシャル管理
利用状況に応じた課金管理が行えます。
5.
API機能
他のシステムとの統合を容易にします。
6.
パブリック/プライベートクラウド管理
両環境をひとつのプラットフォームで管理可能です。
提供形態と料金プラン
「enStratus」はSaaS型のサービスとして提供され、エディションごとの月額料金体制が設けられています。無償のEntryエディションからスタートし、機能を拡充させながら基本、スタンダード、エンタープライズプランへと移行することが可能です。利用するサーバ数やVM数に応じて料金が変化し、企業の規模に合わせた柔軟なプランを選択できます。
具体的な料金例
- 管理可能サーバ数: 5
- 費用: 無償
- ユーザ数: 3
- 1~500 VM: 月額20万円
- 501~1,000 VM: 月額37万円
この他にも、物理ノードに基づく料金形態も存在し、年額契約でコストを管理することが行えます。
クリエーションラインの歩み
クリエーションラインは2006年に設立され、クラウドインテグレーション事業を中心に展開しています。様々な大学や研究機関との連携により、先進的なICT研究開発サービスを提供し続けており、行政機関からの受託事業も実施しています。
最新の「enStratus」を使用することで、企業はセキュリティとガバナンスを一手に強化でき、今後のクラウド利用における安心感を持って業務を行うことが可能となります。詳細な機能や料金プランについては、公式ウェブサイトを訪れて確認することができます。
クリエーションラインの最新アプローチにより、クラウドセキュリティのパラダイムシフトが期待されます。