和敬塾の伝統体育祭が始まる!
東京・目白に位置する男子大学生寮「和敬塾」では、盛況な体育祭が今年も開催されます。この体育祭は4つの寮による対抗戦で、期間は9月2日から9月15日までの2週間。全15種目の競技が行われる中でも、注目はやはり9月15日に予定されている騎馬戦です。
開催概要
和敬塾の体育祭は、塾生たちの人間形成を目的とした重要な行事の一環であり、毎年多くの学生が参加しています。今年は新たに導入された「モルック」という競技も含まれています。初日となる9月2日には開会式が行われ、その後ドッジボールとモルックの試合が塾内のグラウンドで実施されました。
ドッジボールでは、新南寮と北寮の間で第一試合が行われ、西寮が見事優勝を果たしました。競技はこれにとどまらず、障害物競走や碁石リレーなど多彩な内容が用意されており、観客を楽しませています。
騎馬戦の魅力
中でも注目を集めるのは、最終日である9月15日の騎馬戦です。この競技は参加する寮の大将を狙い、時間無制限で競り合う形式をとっています。最近の騎馬戦は、各寮の策略やチームワークが試される場としても知られています。これまでの騎馬戦では、試合が1時間を超えることもあったほどの熱戦が繰り広げられています。
しかし、厳しいルールも導入され、最近の試合では3分間接触しないと双方失格という条件があります。昨年の最長試合が31分で、最短は7分という記録も残りました。こうしたルールは、選手たちの身体的なコンディションや戦術をより厳しく問いかける要素となっています。
参加する寮のチームワーク
騎馬戦に向けて、各寮では夏休み前から体力づくりやフォーメーション練習に励んでいる様子が見られます。当日の試合では、競技に参加しない寮生が審判や保安員の役を担い、参加者の安全を確保する体制が整えられます。和敬塾の騎馬戦は、勝ち負けだけではなく、各寮のチームワーク形成が真の目的とされ、体育学を専攻する教授たちも注目しています。
観戦のお知らせ
また、騎馬戦には全国から塾生の保護者やOBも応援に駆け付け、大いに盛り上がります。今年の騎馬戦は9月15日(日)午前9時30分頃から始まり、午後4時頃まで6試合が予定されています。観戦を希望される方は、和敬塾の事務局までご連絡ください。詳細な行事情報は公式ホームページにて確認できます。
まとめ
和敬塾の体育祭は、単なるスポーツイベントにとどまらず、学生たちの成長と友情を育む重要な行事です。今年も多くの熱気とエネルギーが塾内を駆け巡ることでしょう。参加者だけでなく、観客も共に楽しめるこのイベントに、ぜひご参加ください。