能美市の子ども宇宙科学室が「いしかわインテリアデザイン賞2024」で受賞

能美市の子ども宇宙科学室が受賞

石川県能美市に位置する「子ども宇宙科学室」が、2024年の「いしかわインテリアデザイン賞」で名誉ある金沢市長賞を受賞しました。この施設は、リニューアルオープンを迎えたばかりの根上学習センターの2階にあります。新しいデザインは、子どもたちにとって魅力的で教育的な体験を提供することを目的としています。

子ども宇宙科学室とは

この科学室には、1995年に能美市大成町に落下した「根上いん石」が展示されています。このいん石は、世界的にも珍しい自動車に衝突した事例の一つで、実物の車が展示されていることからも、その貴重さが分かります。さらに、隣に設置されたモニターでは、いん石の落下シーンをCG映像で再現するなど、視覚的に楽しむ要素も取り入れられています。

与えられた体験が子どもたちの好奇心を刺激することを目指し、AR（拡張現実）技術も駆使され、よりインタラクティブな学びを提供しています。

さらに魅力的な空間デザイン

今回のリニューアルでは、能美の星空を「新星景写真」によって壁面に印刷し、ダイナミックに表現しています。子どもたちが楽しみながら宇宙や天体を学べるように、分かりやすいイラストを用いています。狭くても想像力や探求心を引き出す展示が工夫されており、訪れた子どもたちが自然に学べる体験が用意されています。

施設の見どころ

施設の入口から展示室へ誘導するための階段グラフィックや、いん石の複製展示などもあり、見応えがあります。子ども宇宙科学室はプラネタリウムとしても利用されており、星空教室や観察会も開催されています。興味を持たれた方は、ぜひ公式ウェブサイトで詳細をご確認ください。

能美市子ども宇宙科学室公式サイト

ウェルネスハウスSARAI九谷ホテルの受賞

また、もう一つの受賞施設である「ウェルネスハウスSARAI九谷ホテル」も注目に値します。このホテルは、能美市出身や在住の若手九谷焼作家8名によってそれぞれデザインされた客室を持つ、アートと文化を感じることができる特別な宿泊施設です。ホテルの企画力と空間づくりが評価され、INTERIOR KOGEI賞を受賞しました。

さらなる評価

ウェルネスハウスSARAIは、株式会社旅行新聞新社が主催する第49回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、審査委員特別賞である「日本の小宿10選」にも選ばれました。九谷焼の魅力とコラボレーションした、唯一無二の体験が楽しめます。もっと知りたい方は、こちらからどうぞ。

ウェルネスハウスSARAI公式サイト

能美市は、これらの魅力的な施設を通じて、新しい学びや体験を提案し続けています。ぜひ足を運び、直接その魅力を感じ取ってみてください。