地域の魅力を発信する「Hello Akita Project」が始動

秋田の魅力をつなげる「Hello Akita Project」

秋田キャッスルホテル（秋田県秋田市中通、代表取締役社長岸本洋喜）は、地域の魅力を広めるための新しいプロジェクト「Hello Akita Project（ハローあきたプロジェクト）」を始動しました。この取り組みは、秋田にゆかりのある人やモノ、活動をつなげ、多くの人々に秋田の良さを伝えることを目的としています。

プロジェクト背景と目指す方向性

同ホテルは1970年に開業以来、秋田の旅の拠点として地域住民や事業者との強いつながりを築いてきました。このつながりは、地域の魅力を発信するための大切な要素であり、ホテルは「交流拠点」としての役割を果たしてきました。今回の「Hello Akita Project」は、これらの連携を一過性のものとせず、持続的に地域活性化に寄与することを強く表明するものです。

これまでにも秋田県産の食材を用いた商品開発を行い、ホテルショップ「キャッスル・デリカ」では秋田の名産品を取り揃えてきました。今後は更に、地域で活動する企業や生産者との協業を進め、秋田ならではのものづくりや特色ある取り組みを支援していく方針です。また、秋田県内の自治体や他の団体とも連携し、広がりを見せるネットワークの構築を目指しています。

プロジェクトの第一弾：スペシャルティコーヒー

「Hello Akita Project」の最初の試みとして、社会福祉法人北杜が運営する就労継続支援B型事業所「リ：ミックス」で焙煎されたスペシャルティコーヒー「RICA COFFEE ROASTERS」の取り扱いを2025年10月4日（土）より開始します。このコーヒーは、一般企業での就労が難しい障がいを持つ方々に対し、就労や生産活動の機会を提供するために製造されています。

当ホテルの取り扱いを通じて、同施設の収益を安定させ、その活動を支援していく方針です。丁寧に加工されたドリップパックのコーヒーは、家庭や職場で手軽に本格的な味わいを楽しむことができます。具体的には、ビターブレンド、マイルドブレンド、ブラジルマイルドの3種類が用意されており、それぞれ210円で販売されます。さらに、贈り物に最適なコーヒードリップパック3種セット（3,300円）や、焼き菓子とのセット（3,500円）も取り揃えています。

発売記念のコーヒー試飲会

新商品の発売に合わせて、2025年10月4日（土）には、秋田キャッスルホテルで「コーヒー試飲会」を開催予定です。このイベントでは、RICA COFFEE ROASTERSの関係者が参加し、淹れたてのコーヒーを試飲できる機会が設けられます。誰でも無料で参加でき、秋田の高品質なコーヒーを気軽に楽しむことができます。

秋田の地産品活用の事例

以前から秋田キャッスルホテルでは、地元の資源を活かし、高度な技術と感性を持つパティシエにより多彩なオリジナル商品が開発されています。これにより、秋田の魅力を伝えることができるとともに、地元の事業者や生産者との協力も深まっています。たとえば、「あきたこまちのフィナンシェ」や「Castle Golden Rich」などのスイーツは、秋田の大地の恵みを感じられる製品として人気です。

「Hello Akita Project」は、秋田の地域活性化を目指す新たな取り組みとして期待が寄せられています。地域の豊かさを伝えるため、ぜひあなたもその一翼を担ってみてはいかがでしょうか。