阿寒アイヌ映画『urar suye』
2024-11-13 14:49:34

阿寒湖アイヌコタンを舞台にした短編映画『urar suye』公開!現代に息づくアイヌの世界観を体感

「urar suye(ウララ スエ)」は、夢を叶えることを困難に感じるひとりの若者が、阿寒湖の大自然を舞台にアイヌ文化と出会い、深い交流を通して、より自分らしく生きるための身体感覚とマインドセットを獲得する物語です。

東京で音楽活動をしているユカリは、自分のアーティストとしての将来性を信じきれず、悩んでいます。そんな中、大学の同級生であるダンサーのサヤに誘われ、釧路にある阿寒湖アイヌコタンを訪れることに。

阿寒湖アイヌコタンは、アイヌ語で「集落」を意味する「コタン」と呼ばれる、伝統的な文化が息づく場所です。ユカリは、アイヌの人々の暮らしや伝統、自然と一体になった世界観に触れることで、自分自身を見つめ直し、心の変化を感じていきます。

映画の見どころは、アイヌの伝承歌謡・ウポポとの出会い。自然への尊敬や繋がりから生まれたウポポの歌声は、ユカリの心を少しずつ動かしていきます。作中で歌われている『霧の歌(urar suye)』は、映画のタイトルにも採用されています。

監督を務めたのは、同性の親友との恋愛模様を描いた短編映画『駆け抜けたら、海。』(2023)を手がけた、若手気鋭の映画監督・十川雅司氏。十川監督は、阿寒湖アイヌコタンに滞在し、現地の人々との交流を通して、アイヌ文化や自然、カムイ(神)について深く学び、映画のシナリオに反映させました。

主演は、シンガーソングライターのxiangyu(シャンユー)さん。ユカリ役を演じたxiangyuさんは、撮影を通して、アイヌ文化の魅力に触れ、心身ともにリフレッシュできたと語っています。

「urar suye」は、現代社会で自分を見失いがちな人々に、自然と繋がり、自分らしく生きるヒントを与えてくれる作品です。阿寒湖アイヌコタンの美しい風景と、アイヌ文化の奥深さを、ぜひ映画で体感してください。


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