貝印が持つデザインの美学がここに
2025年11月7日、グローバル刃物メーカーの貝印株式会社が新たに特設サイト「切れ味で、暮らしをえがく。」を公開しました。このサイトは、貝印のデザイン部が大切にしているものづくりに対する哲学や考え方を表現したものです。サイト上では、117年にわたる刃物作りの歴史が生んだ美学や技術が紹介されており、訪れる人にとって新しい発見が詰まっています。
デザインの背後にある哲学
貝印のデザイン開発では、DUPS³(デザイン、ユニークさ、特許、安全性、物語、持続可能性)という方針が掲げられています。このphilosophyは、過去100年以上、使うことを重視した道具作りに取り組んできた結果、確立されたものです。デザイナーたちは常にユーザーの視点を大切にし、「使いやすさ」と「美しさ」の両方を追求しています。
道具のデザインは見た目の美しさだけでなく、実用性を重視した形状や素材、そして進化を追い求める革新性もまた、彼らのデザインの根幹に存在します。このように、貝印のデザイン部は「つかうをえがく」ことの意義を強く認識し、それを反映させた製品を生み出しています。
特設サイトの魅力
1. 概要ページ
デザインサイトには、貝印のデザイン部のフィロソフィーやチームのメンバー紹介、さらに過去に受賞したグッドデザイン賞製品が掲載されています。特設サイトには、2020年から開催されている貝印のデザイン展の情報もまとまっており、これまでのプロダクトやグラフィックデザインを楽しむことができます。
2. 製品詳細ページ
各製品の詳細ページでは、貝印のデザイナーたちの熱いこだわりが語られています。製品やパッケージに込められた思い、制作の裏側のストーリーが紹介されており、ユーザーにとってより深い理解が得られます。また、包丁やツメキリ、カミソリなど、日常生活に役立つ刃物を作り続ける貝印のデザイン世界を、より身近に感じることができるでしょう。
投げかけられる問い
貝印のデザイン部では、たった1ミリの違いにこだわっています。「たった1ミリでも美しくできたか」「たった1ミリでも使いやすくできたか」「たった1ミリでも新しくできたか」。これらの問いは、進化を絶えず追求するための指針となっています。特に、一般的な形として認識されている道具に対し、一歩踏み込んだ考察が行われています。
未来を見据えた進化
「暮らしをたった1ミリでもよくする」という信念のもと、貝印は新しい進化を模索し続けています。あなたの日常に寄り添う道具を、一緒に見つけていく過程を大切にしたいと彼らは考えています。
これからも貝印の新しいデザインや製品にご期待ください。日々の暮らしを豊かにするアイテムに出会えることを楽しみにしましょう。
会社情報
貝印株式会社は1908年に岐阜県関市で創業し、包丁やはさみ、ツメキリなどの身だしなみを整えるツールを中心に、生活に密着した商品を展開しています。
お問い合わせ
貝印株式会社お客様相談室 〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5 TEL:0120-016-410
公式サイト