影響力ある食の映画祭
2019-11-29 12:30:05
持続可能な魚文化を考える「The Food Film Festival Tokyo 2020」開催
持続可能な魚文化を考えよう
2020年4月、東京で初めて「The Food Film Festival Tokyo 2020」が開催される。このイベントは、フードフィルムを通して「未来につなげたい魚の食文化」をテーマにした作品を公募し、選ばれた作品が上映される特別な機会である。主催者は、持続可能な水産資源の在り方について考えるべき時が来たと、私たちに問いかけてくる。
SDGsと水産資源の重要性
持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年に国連によって採択された地球規模の課題を解決するための17のゴールを定めている。その中には「海の豊かさを守ろう」という目標も含まれており、海に囲まれた日本では特に重要なテーマだ。これまでの日常的な魚の消費には、見えない問題が隠れている。日本独自の豊かな食文化を守るためにも、今こそその持続可能性を見つめ直す必要がある。この映画祭が、持続可能な社会の実現に向けた気づきを与えてくれるだろう。
映像と食を楽しむ新しい体験
「The Food Film Festival」は、ただ映画を見るだけではなく、視覚的な体験とともに食事を楽しむ形態が魅力だ。選ばれたフードフィルムは、観客が座っているところに映像に映る料理を運びながら上映される。このユニークな体験は、食と映像が結びつくことで、より深くテーマについて考えるきっかけを提供してくれる。
本祭では、2020年4月18日(土)の「The Night Aquatic (seafood)」でBest Food Film賞とBest Student's Film賞が選出され、それぞれの作品が特別上映される。特にBest Food Film賞を受賞した作品は、同年秋にニューヨークでも上映されるチャンスを得る。
参加条件と応募方法
本イベントでは、食にまつわるクリエイターや映像製作者に作品を広く募集している。テーマは「未来につなげたい魚の食文化」で、作品は魚に関連したフードフィルムで、8分以内の長さが条件だ。Entryは、FFFTの公式ウェブサイトを通じて行うことができる。
環境への配慮と協賛
特に注目すべきは、協賛企業であるWASARAが提供する持続可能な食器の導入である。竹とサトウキビの繊維から作られたこの食器は、土に還る特徴を持ち、環境保護の一環として採用されている。
大切な日程
イベントは2020年4月17日から19日までの3日間、東京都品川区で開催される。各日の詳細なプログラムや、入場料の情報もFFFTの公式ウェブサイトで確認できる。入場券は数量限定で販売されるため、早めの確保が求められる。
日本の食文化と持続可能性を考える「The Food Film Festival Tokyo 2020」。私たちの未来に向けた考察の機会として、見逃せないイベントになること間違いなしだ。
会社情報
- 会社名
-
The Food Film Festival Tokyo 運営事務局
- 住所
- 東京都品川区東品川2-2-43
- 電話番号
-
03-3740-4011