健康管理サービス「けんさぽ」が資金調達を実施、総額8億円に達成

健康管理サービス「けんさぽ」が大型資金調達を実施

株式会社Personal Health Tech（PHT）は、企業向け健康管理サービス「けんさぽ」として知られる新たなSaaSおよびBPOモデルを展開しています。最近、同社は資金調達の成果を発表し、シリーズAラウンドでの資金調達総額が累計8億円に達したことが明らかになりました。これは、ウェルネスやヘルスケアに特化した新たな投資ファンドを発起人としたもので、今後の事業拡大が期待されます。

SIIFICウェルネスファンドとの提携

今回の資金調達は、SIIFインパクトキャピタル株式会社と一般財団法人社会変革推進財団が共同で運営するSIIFICウェルネスファンドを新たに投資家として迎えています。このファンドは、ウェルネスやヘルスケアの分野で社会的なインパクトを創出することを目指しており、PHTが提供する「けんさぽ」は生活習慣病の予防や健康寿命の延伸に寄与するサービスであるため、特に注目されました。

新たな投資家としては、以下の企業も参加しています：

- 株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
- 株式会社セントラル
- 株式会社ルイ・ボストン

このようにして、今回のエクステンションラウンドにおける投資家は合計4社となり、今後の展開に期待が高まっています。

健康管理の進化

PHTは、今回の資金調達を通じて、健康データの解析精度を高め、企業向けの健康経営支援や医療機関との連携を強化することを目指しています。更に、ウェアラブル端末や各種検査データとの統合を進め、ユーザーごとに最適な健康管理を提供することで、生活習慣病の予防と健康寿命の延伸に貢献していく計画です。

「けんさぽ for business」サービスについて

PHTが運営する「けんさぽ」は、多様な企業向けにカスタマイズした健康管理ソリューションを提供しています。その中でも「けんさぽ for business」は、わずか100円から始められる健康管理システムとして、健康診断業務の代行やデータ入力、予約業務、さらには二次検診の勧奨といったサービスをセットで提供するものです。こうした低コストなサービスにより、多くの企業が健康管理の課題を解決できるよう支援しています。

PHTはまた、健康経営優良法人の認定を取得することで、企業の健康経営の推進にも貢献しています。今後の成長にも大きな期待がかかるPHTの取り組みから目が離せません。