ファンケルの新たな試み:東急コミュニティーとの連携
株式会社ファンケルが、株式会社東急コミュニティーへの化粧品提供を始めました。この取り組みは、9月から試験的に実施され、建設業界で働く人々の生活改善をサポートするものです。具体的には、洗顔料の「泥ジェル洗顔」や日焼け止め「サンガード50+ プロテクトUV」、美白化粧液「ブライトニング化粧液 しっとり <医薬部外品>」、加えて男性用の「メン オールインワン ウォーター」の4種類が提供されます。
この施策は、東急コミュニティーが進める働き方改革や職場環境の向上と、ファンケルの「不を解消する」という理念が共鳴した結果です。企業の社会的責任を重視し、働く人々の精神的・身体的健康を支えることが目的となっています。
スキンケアセミナーの実施
提供に先立って、8月9日に東急コミュニティーの研修施設「NOTIA」でスキンケアセミナーが行われました。このセミナーには、東急コミュニティーの技術者、男性14名と女性6名、計20名が参加しました。ファンケルの従業員が講師となり、スキンケアの基本や実践的なアプローチを伝授しました。
セミナーでは、肌の構造や日常的なお手入れのポイントについての説明が行われ、スキンケア製品の具体的な使用方法を習得する時間が設けられました。実習形式で参加者は自身の肌をケアするための手法を実践し、最後には美肌を促進するツボ押しも紹介されました。
参加者からは、「化粧液や乳液のつけ方を変えただけで肌の感触がまったく異なった」「通常のお手入れに加え、意外な発見があった」といった声が寄せられています。このように、日常業務の合間でも手軽にできるケアの重要性を再認識する機会となりました。
建設業界への貢献
今回の取り組みは、建設業界の特性を考慮に入れたものです。過酷な環境で働く職人にとって、肌のケアは時として後回しにされがちですが、ファンケルはスキンケアがもたらす効果について真剣に向き合っています。
建設現場は、外的要因から肌が守られていないことが多く、紫外線や埃などの影響を受けやすい環境です。ファンケルの化粧品が提供されることで、少しでも快適に、安心して仕事に臨めるようになるでしょう。
このようにファンケルと東急コミュニティーのパートナーシップによる取り組みは、今後も広がりを見せ、他の業界にも波及することが期待されます。現場で働く全ての人が自分自身のケアを見直すことで、より良い労働環境が作られることを願っています。