カイテク株式会社と大阪・関西万博
2025年9月14日、カイテク株式会社の代表取締役社長、武藤高史が大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンに登壇しました。彼は「テクノロジーで、介護・医療人材不足をなくす日本発のモデル」というテーマで講演し、現在の介護業界が直面している深刻な課題について語りました。
背景:大阪府との連携協定
カイテクは2024年10月に大阪府と「介護人材の育成・確保等に向けた連携協定」を締結しました。この協定には、潜在的な介護職の復帰を促すことや、介護分野での人材確保を支援するという重要な目的があります。協力の結果、大阪府内の介護事業所や資格者の登録数は増加し、人材不足問題への具体的な対策が進んでいます。
現状と未来への展望
武藤社長は、総務省によると日本の高齢化率が29.3%であり、2040年には介護職員が約57万人不足することが予測されていると述べました。そこでカイテクは、全く新しいワークシェアサービス「カイテク」を通じて、働きたいが働けていない有資格者の「埋蔵時間」を活用しています。このプラットフォームにより、介護や医療での短時間勤務が可能になります。
このサービスの利用者は、1日や短時間から自由に働くことができ、自身のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が実現できます。また、即日給与受け取りの仕組みも導入されており、退勤後1分で給与が振り込まれることが可能です。これにより、多忙な現代人にとって大変魅力的な選択肢となっています。
アプリの機能と使い方
カイテクアプリは、すぐに働ける環境を整えており、登録時に履歴書や面接が不要です。47都道府県にまたがる30以上の介護・医療サービスから選ぶことができ、求職者は自分が働きたいエリアや条件での職場を容易に見つけられます。
アプリのダウンロード手順
1. 上記リンクを使用してカイテクアプリをダウンロード。
2. プロフィール情報を登録します。
3. 希望のエリアや条件で求人を検索。
4. 気に入った仕事に応募し、即日勤務が可能です。
5. 退勤後、1分以内で給与が振り込まれます。
アプリリンク
結語
武藤社長は、今後も自治体や介護施設、医療機関と手を組むことで、介護や医療の分野における持続可能なワークシェアモデルを全国に広げていく意向を示しました。「大阪から日本、そして世界へ」という強いメッセージで講演を締めくくり、皆が安心して生活できる社会の実現を目指す姿勢が印象的でした。
カイテクの未来は明るく、今後の展開にも期待が寄せられます。