RDS市場データ拡大
2024-04-02 18:07:30
RDSスーパーマーケット市場データが3,000店舗サンプルを発表!業界の新たなトレンドとは
RDSスーパーマーケット市場データの新たな展開
2024年5月に、株式会社マーチャンダイジング・オンがRDSスーパーマーケット市場データのサンプル数を従来の1,247店舗から3,000店舗に増やすことを発表しました。これは、業界最大級の取り組みであり、流通業界のトレンドをつかむための重要な情報源となりそうです。利用者は、月額10万円のところ、2024年10月末までに契約すれば月額6.8万円で利用できる特典もあり、企業規模にかかわらず、リーズナブルにデータを利用できるチャンスが増えます。
RDS市場データとは
RDS(流通POSデータサービス)は、1988年に流通システム開発センターによって開始され、その後マーチャンダイジング・オンが事業承継しました。このサービスは、流通業界におけるデータ資源として長い歴史を持ち、過去30年間のデータを蓄積し公開しています。近年では、268企業、6,501店舗までデータ提供数が拡大しており、業界全体の動向をより正確に把握することが可能です。
利用可能なデータの特徴
RDSの特長として、閲覧制限や出力制限が無く、消費者目線の独自分類(MD分類)を用いる点が挙げられます。例えば、アルコール類の分類では、RTD(Ready to Drink)をアルコール度数別で細かく分け、ワインの場合は国別・色別で分析できます。これにより、消費者のニーズに応じたデータを迅速に取得することが可能です。
過去のデータから見えるトレンド
また、RDSでは日別データも閲覧可能で、例えば特定の自然災害が起きた際に防災用品の需要が急増したケースなど、リアルタイムでの市場の応答を分析できます。定番売価のデータも提供されるため、通常の平均売価ではわからない市場動向を追いやすくなっています。
今後の展開と取り組み
株式会社マーチャンダイジング・オンは、引き続き全国の小売業とコミュニケーションを取りながらデータの拡充を進めています。新規契約者向けに特別料金を設定することで、より多くの流通関係者に利用してもらうことを目指しているのです。このようにして、データを通じて業界全体の活性化を図ることが求められています。
企業情報
マーチャンダイジング・オンは東京都新宿区に本社を置き、流通業界に特化したシステム開発や市場調査、営業支援を行っています。今後のサービスの進展に注目が集まります。データを効果的に活用し、流通業界で競争力を保つための手助けが期待されています。
このようにRDS市場データが提供する多様な情報は、今後のスーパーマーケット業界のトレンドを把握するための貴重なツールとなることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社マーチャンダイジング・オン
- 住所
- 東京都新宿区高田馬場4-9-913時ホールビル3階
- 電話番号
-
03-6908-7878