製造業のDXを加速するソフトウェア「Φ-Optimizer」開発の株式会社FAIが「FASTAR」に採択
株式会社FAIは、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が実施するアクセラレーションプログラム「FASTAR」の2024年度採択企業(第11期)に選出されました。
「FASTAR」は、グローバルな社会課題解決や成長産業の変革を目指すシードスタートアップや起業家を対象としたプログラムです。中小機構の専門家が約1年間伴走し、資金調達や業務提携などの実践的なサポートに加え、事業戦略や経営課題解決のためのメンタリングを提供することで、スタートアップの成長を加速させます。
株式会社FAIの事業内容
株式会社FAIは、製造業の設計・開発におけるDXを推進するためのソフトウェア「Φ-Optimizer」を提供しています。「Φ-Optimizer」は、マルチマテリアルや非線形解析に対応したトポロジー最適化ソフトで、手戻りの削減と設計リードタイムの短縮を実現することで、製造業のDX市場における大きな成長が見込まれています。
同社は、2024年11月に「Φ-Optimizer」のα版リリースを予定しており、VCや協力企業からの関心を集めています。
株式会社FAIが提供するサービス
株式会社FAIは、製造業の計算機シミュレーション・CAE(Computer Aided Engineering)に関する課題解決を、お客様のニーズに合わせて多角的にサポートしています。
主なサービス
教育サービス: CAEソフトウェアの使い方や理論、活用方法から、お客様に最適なソフトウェアの選定まで、伴走支援を行います。
コンサルティング・受託解析: 課題解決に向けたコンサルティングや受託解析を行い、お客様の課題解決を支援します。
受託開発: 汎用ソフトウェアでは解析ができないお客様向けに、CAE・トポロジー解析の受託開発を行い、カスタムアプリケーションを提供します。
試作サービス: CAE・トポロジー最適化を活用した設計物を実際にモノにしたいお客様向けに、試作から性能評価までサポートします。
株式会社FAIの今後の展望
株式会社FAIは、大学の最新の研究成果を取り入れたCAE解析・トポロジー最適化技術を活用し、お客様のモノづくりをサポートすることで、製造業のDX化を推進していきます。
「FASTAR」プログラムへの採択を機に、同社はさらなる事業成長を目指し、製造業のDX化に貢献していくことを目指しています。
株式会社FAIの概要
代表取締役: 海老原 寛
所在地: 愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2-32 StationAi内
事業内容: 計算機科学および現代数学を活用した事業開発、システム開発および技術コンサルティング
会社HP: https://fai-inc.co.jp/