M&A相談がもっと気軽に!MAnyの新しい試み
M&Aの相談は、多くの企業にとって高いハードルでした。その理由は、専門用語や複雑な知識が必要とされるためです。しかし、株式会社Sirbeが運営するマッチングプラットフォーム『MAny』が、2025年6月9日に新しい「入力補助機能」を追加しました。これにより、M&Aを検討する企業の投稿体験が大きく向上し、経営者自身の声を聞かせる環境が整いつつあります。
経営者の悩みを解決する新機能
経営者にとって、初めてM&Aに向き合う際に「何を聞けばよいのかわからない」という状態は非常にストレスフルです。そうした悩みを抱える企業のために、『MAny』はテンプレート形式の入力支援を導入しました。この機能は、単に質問をするだけでなく、専門用語を理解し、スムーズにコミュニケーションを図る手助けをします。
投稿支援機能
新たに追加されたテンプレートは、経営者が仲介会社に聞きたいことを9項目に整理して提案します。たとえば、「手数料について」や「契約の形態に関して」など、初めての相談でも、言葉にするのが億劫だった悩みを簡単に整理できるのです。この機能により、経営者は不安を言語化しやすくなります。
チャット支援機能
もちろん、M&Aの会話が始まった後もサポートは続きます。仲介会社とのマッチングが完了した後、チャット内でも活用できる質問テンプレートが設定されています。これにより、気軽にやりとりをスタートでき、相談もスムーズに進行します。専門的な話題へと会話が展開される過程を心理的に支える仕組みになっています。
面談準備支援機能
また、実際の面談に備えるためのチェックリストも用意されています。確認すべきポイントを10項目に整理し、ユーザーのマイページからいつでもアクセス可能にしました。これにより、面談時のトラブルを回避し、意思決定の質を向上させるための情報リテラシーが高まります。
経営者の声を形に
株式会社Sirbeの代表取締役、杉澤侑樹氏は「M&Aは難しいから“詳しい人に任せる”という風潮が強くありましたが、経営者自身が不安や希望を言葉にできることは重要です。それにより、ミスマッチやトラブルを未然に防げるでしょう」とコメントしています。これからは、経営者が自信を持って意見を述べることができる土台が整い、より質の高い相談が行えることでしょう。
未来を見据えたさらなる挑戦
今回のアップデートは、M&Aをより相談しやすい環境につなげることを目的としています。しかし、Sirbeはこれに留まりません。今後は個別化された入力支援やAIを活用した文章補完、さらにはトラブル事例の可視化などを進めて、各企業が安心してM&Aにアプローチできる仕組みを整えていきます。
地域や事業規模を問わず、事業承継に悩む中小企業が抱える情報格差の解消に貢献することを目指しています。『MAny』の進化に期待が高まります。
会社概要
- - 会社名: 株式会社Sirbe(シルベ)
- - 代表者: 代表取締役 杉澤 侑樹
- - 設立: 2023年11月
- - 所在地: 東京都港区芝5-36-4 札ノ辻スクエア9階
- - 事業内容: インターネットサービス事業
- - 会社HP: 公式サイト