令和6年 京都御所 新春特別展: 古来より愛される瑞鳥、鶴の襖絵が公開
宮内庁京都事務所は、令和6年の新春に、京都御所にて、新春にふさわしい特別展を開催いたします。
今回の展示では、古来より瑞鳥として人々に愛されてきた鶴をモチーフにした襖絵「群鶴松梅」が、京都御所御花御殿上の間から特別に出展されます。
この襖絵は、その繊細な筆致と力強い表現で、見る人の心を和ませ、新年への希望を感じさせる作品です。
展示概要
期間: 令和6年1月5日(金)から1月8日(月・祝)までの4日間
時間: 午前9時から午後3時20分まで(最終退出時刻は午後4時です。)
場所: 京都御所 宜秋門番所
展示物: 「群鶴松梅」(京都御所御花御殿 上の間 襖絵)
展示内容
「群鶴松梅」は、京都御所御花御殿上の間にある襖絵で、鶴が松と梅の枝に群がっている様子が描かれています。
鶴は、古来より長寿や夫婦の円満の象徴とされ、松と梅は、厳しい冬にも緑の葉を保つことから、不老長寿や繁栄を象徴しています。
この襖絵には、古来より人々に愛されてきた吉祥のモチーフが、美しく調和して描かれており、見る人に希望と安らぎを与えてくれる作品です。
その他
- - 申込手続不要で見学できます。
- - 入場無料です。
- - 密集状態の発生を防止するため、入場を制限する場合があります。
- - 手荷物検査を実施します。
京都御所へのアクセス
- - 京都市営地下鉄東西線「京都御苑」駅下車、徒歩約5分
- - 京阪電車「三条」駅下車、徒歩約10分
この機会に、古都京都の美しい御所と、古来より愛されてきた鶴の襖絵をご鑑賞ください。
京都御所 新春特別展: 古来の瑞鳥、鶴の美しさに酔いしれる
新年早々、京都御所では、古来より瑞鳥として愛されてきた鶴の襖絵を展示する特別展が開催される。
「群鶴松梅」と名付けられたこの襖絵は、京都御所御花御殿上の間にあるもので、鶴が松と梅の枝に群がっている様子が、繊細な筆致で描かれている。
鶴は古来より長寿や夫婦の円満の象徴とされ、松と梅もまた、不老長寿や繁栄を象徴する吉祥のモチーフ。
この襖絵からは、古の人々の美意識と、瑞鳥への畏敬の念を感じることができる。
展示期間はわずか4日間と短いながらも、新年の始まりにふさわしい、心温まる展示となっている。
新年早々、古都京都の静寂の中で、鶴の優雅な姿と、古来より受け継がれてきた伝統美に浸ってみてはいかがだろうか。
鑑賞を終えて
実際に「群鶴松梅」を鑑賞してみて、その繊細な筆致と、力強い表現に圧倒された。
特に、鶴の羽根の表現は、まるで生きているかのように生き生きとしており、その美しさに見とれてしまった。
また、松と梅の枝が、鶴の動きに合わせてしなやかに描かれている点にも注目したい。
この襖絵からは、古の人々の自然への深い愛情と、瑞鳥への畏敬の念が伝わってくる。
新年早々、このような素晴らしい作品を鑑賞することができ、心から感動した。
この機会に、ぜひ「群鶴松梅」を鑑賞し、古来より受け継がれてきた伝統美と、新年の希望を感じてほしい。