日本での就職を目指す外国人留学生支援プログラムが始動
モード学園で、外国人留学生130人を対象とした就職支援プログラム『2講座+検定』が実施されます。この取り組みは、日本での就職活動に関する知識を深め、さらなるスキルと資格を得ることを目的としています。
外国人留学生の就職活動における課題
新日本有限責任監査法人の調査によれば、留学生が日本での就職活動中に最も困難を感じる点は「日本の就職活動の仕組みが分からない」というもので、実に33.8%がこの回答を寄せています。また、日本語による適性試験や能力試験の難しさを挙げた留学生も32.2%に達しています。このように、外国人留学生は多くの障壁に直面しており、それを克服するための支援が求められています。
モード学園には、現在29の国と地域から688名の留学生が在籍しています。ファッションや美容、インテリア、グラフィックなどの専門的スキルを身につけている彼らですが、日本で活躍するためには、さらなる資格と知識が必要とされています。そこで、モード学園は『2講座+検定』というカリキュラムを通じて、留学生の就職活動を支援する仕組みを整えました。
『2講座+検定』カリキュラムの概要
このプログラムは、留学生が日本のビジネスマナーや文化を学ぶための内容が盛り込まれています。具体的には、次のようなスケジュールで進行します。
第1回目講座
- - 日時:10月26日(月)16:40‐18:10
- - 対象者:モード学園に在学中の留学生130人
- - 内容:日本文化及びビジネスマナーについてのオンライン講座
第2回目講座
- - 日時:11月30日(月)15:10-16:40
- - 対象者:日本での就職活動を目指す留学生
- - 内容:G検取得を目指した対面講座
さらに、G検は2021年1月18日(月)に行われ、留学生にとって重要な試験の一環となります。この資格認定は、彼らが日本で活躍するための大きな支えとなるでしょう。
講師の紹介
プログラムの講師は、株式会社ワンストップ・イノベーションHRの取締役であり、一般社団法人グローバル人材キャリア支援協会の留学生就職支援アドバイザーである三隅花さんです。彼女は国家資格キャリアコンサルタントの資格も持ち、留学生の就職活動を深く理解しています。
このプログラムを通じて、留学生が日本での就職活動に自信を持ち、成功を収めていくことを期待しています。モード学園が提供する支援が、彼らの未来に大きな影響を与えることになるでしょう。